【完全解決】Windows11でWi-Fiの項目がない・表示されない時の原因と対処法15選
「Windows11にアップデートしたら、Wi-Fiの項目が消えた…」
「設定を開いてもWi-Fiの選択肢がどこにもない…」
こんな状況、本当に焦りますよね。仕事で急いでいる時やオンライン会議の直前にこんなトラブルが起きると、冷や汗が出るものです。
実は、この「Windows11でWi-Fiが表示されない」という問題は、決して珍しいことではありません。Windows11ユーザー全体の約12%が経験しているという調査データもあり、特に24H2への大型アップデート後に発生するケースが急増しています。
この記事では、IT専門家も実践する15種類の解決方法を、初心者の方でも分かりやすいように手順付きで徹底解説します。難易度順に並べていますので、上から順番に試していただければ、ほとんどの場合で問題を解決できます。
さあ、一緒にこの厄介な問題を解決していきましょう!
- そもそもなぜWi-Fiの項目が消えるの?主な原因を理解しよう
- 【まず試して!】簡単にできる対処法(初級編)
- 【設定を確認】システム設定での対処法(中級編)
- 【本格的な修復】トラブルシューティング(上級編)
- 【最終手段】それでも解決しない場合
- メーカー別の追加対処法
- 【体験談】実際に解決した方の声
- 【専門家のアドバイス】プロが教えるWi-Fiトラブル予防策
- 対処法の比較表:どの方法を試すべき?
- Windows11 24H2アップデートとWi-Fi問題について
- グループポリシーの設定確認(Windows Pro版向け)
- BIOSでWi-Fi機能を確認する(上級者向け)
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:落ち着いて順番に試せば、必ず解決できます!
そもそもなぜWi-Fiの項目が消えるの?主な原因を理解しよう
対処法に入る前に、まずは「なぜこの問題が起きるのか」を理解しておきましょう。原因を知っておくと、より適切な対処法を選べるようになります。
原因①:Wi-Fiドライバーの問題(最も多い)
Windows11へのアップデートや日常的なWindows Updateによって、Wi-Fiドライバー(無線LANを動かすためのソフトウェア)が破損したり、互換性のないバージョンに置き換わったりすることがあります。これが最も多い原因です。
特にWindows11の24H2アップデート後は、多くのユーザーからWi-Fi接続に関する不具合が報告されています。
原因②:Wi-Fiアダプターが無効になっている
何らかの理由で、Wi-Fiアダプター(無線LAN機能を担当するハードウェア)が無効状態になっていることがあります。設定の変更や他のソフトウェアの影響で、知らないうちにオフになっていた、というケースは珍しくありません。
原因③:物理的なWi-Fiスイッチがオフ
ノートパソコンの中には、本体側面やキーボード上部にWi-Fiの物理スイッチ(ワイヤレススイッチ)が搭載されている機種があります。このスイッチが誤ってオフになっていると、Wi-Fi機能そのものが使えなくなります。
原因④:関連サービスが停止している
Windowsの「WLAN AutoConfig」などのサービスが停止していると、Wi-Fi機能が正常に動作しません。
原因⑤:PCに帯電している(意外と多い)
パソコン内部に余分な電気が溜まっている「帯電」状態が原因で、Wi-Fiアダプターが正常に認識されないことがあります。これは意外と見落とされがちですが、よくある原因の一つです。
原因⑥:そもそもWi-Fi機能が搭載されていない
デスクトップPCや一部のBTOパソコンでは、Wi-Fi機能(無線LAN)が標準搭載されていない場合があります。この場合は、別途USB Wi-Fiアダプターなどを購入する必要があります。
【まず試して!】簡単にできる対処法(初級編)
ここからは実際の対処法をご紹介します。まずは、パソコンに詳しくない方でも安心して試せる、簡単な方法から始めましょう。
対処法①:PCを再起動する(所要時間:3分)
「え、そんな簡単なこと?」と思われるかもしれませんが、PCの再起動だけで問題が解決するケースは非常に多いです。一時的なシステムエラーやメモリの問題が原因の場合、再起動でリセットされます。
【手順】
- 画面左下の「スタートメニュー(Windowsマーク)」をクリック
- 電源アイコンをクリック
- 「再起動」を選択
- PCが再起動したら、Wi-Fiの項目が表示されるか確認
これで解決しなければ、次の方法に進みましょう。
対処法②:機内モードのオン・オフを切り替える(所要時間:1分)
機内モードを一度オンにしてから再度オフにすることで、Wi-Fi機能がリセットされ、問題が解決することがあります。
【手順】
- タスクバー右側の「ネットワーク・サウンド・バッテリー」のアイコンをクリック
- クイック設定パネルが表示される
- 「機内モード」のアイコンをクリックしてオンにする
- 10秒ほど待つ
- もう一度「機内モード」をクリックしてオフにする
- Wi-Fiの項目が表示されるか確認
対処法③:Wi-Fiの物理スイッチを確認する(所要時間:2分)
ノートパソコンをお使いの場合、パソコン本体にWi-Fiの物理スイッチがある場合があります。意外と見落としがちなポイントです。
【確認場所】
- パソコンの側面(左右)
- キーボード上部
- パソコンの前面
- キーボードのファンクションキー(F1~F12のいずれか)にWi-Fiマークがある場合、「Fn」キーと一緒に押す
スイッチが見つかったら、オンになっているか確認してください。
対処法④:PCを放電する(所要時間:5分)
パソコン内部に溜まった余分な電気(帯電)が原因で、ハードウェアが正常に認識されないことがあります。放電処置を行うことで、Wi-Fiアダプターが復活する可能性があります。
【手順】
- パソコンの電源を完全にオフにする
- 電源ケーブル(ACアダプター)を抜く
- ノートパソコンでバッテリーが取り外せる場合は、バッテリーも外す
- パソコンの「電源ボタン」を30秒~1分間長押しする
- バッテリーを取り付ける(外した場合)
- 電源ケーブルを接続する
- パソコンの電源を入れる
※バッテリーが取り外せないノートパソコンの場合は、電源ケーブルを抜いた状態で電源ボタンを長押しするだけでOKです。
【設定を確認】システム設定での対処法(中級編)
初級編で解決しなかった場合は、Windowsの設定を確認していきましょう。少しだけ手順が増えますが、画像を見ながら進めれば大丈夫です。
対処法⑤:Wi-Fiアダプターを有効にする(所要時間:3分)
Wi-Fiアダプターが無効になっている可能性があります。以下の手順で有効化してみましょう。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「ネットワークとインターネット」を選択
- 下にスクロールして「ネットワークの詳細設定」をクリック
- ネットワークアダプターの一覧で「Wi-Fi」を探す
- 「無効」と表示されている場合は「有効にする」をクリック
「Wi-Fi」の項目自体が表示されない場合は、対処法⑦のデバイスマネージャーでの確認が必要です。
対処法⑥:クイック設定パネルにWi-Fiを追加する(所要時間:2分)
タスクバーのクイック設定パネル(画面右下のアイコンをクリックすると出る画面)からWi-Fiアイコンが消えている場合は、以下の手順で追加できます。
【手順】
- タスクバー右側の「ネットワーク・サウンド・バッテリー」アイコンをクリック
- クイック設定パネルが表示される
- 鉛筆アイコン(編集ボタン)をクリック
- 「+追加」をクリック
- 一覧から「Wi-Fi」を選択
- ドラッグして好きな位置に配置
- パネル外をクリックして確定
対処法⑦:デバイスマネージャーでWi-Fiアダプターを確認・有効化する(所要時間:5分)
デバイスマネージャーとは、パソコンに接続されているハードウェアを管理するツールです。ここでWi-Fiアダプターの状態を確認できます。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「デバイスマネージャー」を選択
- 「ネットワークアダプター」の左にある「>」をクリックして展開
- 「Wireless」「Wi-Fi」「WLAN」などの文字が含まれるアダプターを探す
- アダプターに「↓(下向き矢印)」がついていたら無効状態
- 右クリックして「デバイスを有効にする」を選択
【注意】「ネットワークアダプター」の中に「Wireless」「Wi-Fi」などの項目がまったく表示されない場合は、以下の可能性があります。
- Wi-Fiドライバーが完全に消えている → 対処法⑨へ
- そもそもPCにWi-Fi機能が搭載されていない → 対処法⑮へ
対処法⑧:Wi-Fi関連サービスの設定を確認する(所要時間:5分)
Windowsの「WLAN AutoConfig」などのサービスが正しく動作していないと、Wi-Fiが使えなくなります。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「ファイル名を指定して実行」を選択
- 「services.msc」と入力して「OK」をクリック
- サービス一覧が表示される
- 以下の3つのサービスを順番に確認・設定する
【確認するサービス】
| サービス名 | あるべき状態 |
|---|---|
| WLAN AutoConfig | スタートアップの種類:自動 状態:実行中 |
| Windows Connection Manager | スタートアップの種類:自動 状態:実行中 |
| Remote Procedure Call (RPC) | スタートアップの種類:自動 状態:実行中 |
各サービスをダブルクリックし、「スタートアップの種類」が「自動」になっていなければ「自動」に変更して「OK」をクリックしてください。設定変更後はPCを再起動します。
対処法⑨:ネットワークドライバーを再インストールする(所要時間:10分)
ドライバーの不具合が原因の場合、再インストールが効果的です。この方法で解決するケースは非常に多いので、ぜひ試してみてください。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「デバイスマネージャー」を選択
- 「ネットワークアダプター」を展開
- 「Wireless」「Wi-Fi」などの文字が含まれるアダプターを右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択
- 確認ダイアログが表示されたら「アンインストール」をクリック
- デバイスマネージャーを閉じる
- PCを再起動する
PCが再起動すると、Windowsが自動的にドライバーを再インストールします。再起動後、Wi-Fiの項目が表示されるか確認してください。
【本格的な修復】トラブルシューティング(上級編)
ここまでの方法で解決しなかった場合は、より本格的な対処法を試していきましょう。少し手順が複雑になりますが、丁寧に解説しますので安心してください。
対処法⑩:Windowsトラブルシューティングツールを実行する(所要時間:5分)
Windows11には、問題を自動的に診断・修復する「トラブルシューティングツール」が搭載されています。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「システム」を選択
- 「トラブルシューティング」をクリック
- 「その他のトラブルシューティング ツール」をクリック
- 「ネットワークアダプター」の「実行する」ボタンをクリック
- 画面の指示に従って進める
ツールが問題を検出すると、自動的に修復を試みるか、解決方法を提案してくれます。
対処法⑪:Windows Updateを実行する(所要時間:15分~)
ドライバーの不具合がWindows Updateで修正されている場合があります。最新の更新プログラムを適用しましょう。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「Windows Update」を選択
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 利用可能な更新プログラムがあればインストール
- PCを再起動
【注意】Windows11の24H2アップデート後にWi-Fi問題が発生した場合は、以前のバージョンへの「ロールバック」も検討してください(対処法⑭参照)。
対処法⑫:ネットワーク設定をリセットする(所要時間:10分)
ネットワーク設定全体をリセットすることで、問題が解決することがあります。
【注意】この操作を行うと、以下の情報がリセットされます。事前に確認しておきましょう。
- 保存されているWi-Fiのパスワード
- VPN設定
- イーサネット(有線LAN)の設定
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「ネットワークとインターネット」を選択
- 「ネットワークの詳細設定」をクリック
- 「ネットワークのリセット」をクリック
- 「今すぐリセット」をクリック
- 確認ダイアログで「はい」をクリック
- 5分後にPCが自動的に再起動する
対処法⑬:コマンドでネットワークをリセットする(所要時間:10分)
コマンドプロンプトを使った、より詳細なリセット方法です。対処法⑫で解決しなかった場合に試してみてください。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「Windowsターミナル(管理者)」を選択
- ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリック
- 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーで実行
netsh int ip reset netsh advfirewall reset netsh winsock reset ipconfig /flushdns ipconfig /release ipconfig /renew
すべてのコマンドを実行したら、PCを再起動してください。
対処法⑭:Windows Updateをロールバックする(所要時間:30分~)
Windows Updateの直後からWi-Fi問題が発生した場合、更新前の状態に戻す(ロールバック)ことで解決できる場合があります。
【手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「システム」を選択
- 「回復」をクリック
- 「復元」または「以前のビルドに戻す」の「戻す」ボタンをクリック
- 画面の指示に従って進める
【注意】ロールバックは、アップデート後10日以内のみ実行可能です。10日を過ぎると、この機能は使えなくなります。
【最終手段】それでも解決しない場合
対処法⑮:USB Wi-Fiアダプターを使用する
ここまでのすべての方法を試しても解決しない場合、以下の可能性があります。
- 内蔵Wi-Fiアダプターが故障している
- そもそもPCにWi-Fi機能が搭載されていない
- ドライバーの互換性問題が深刻
このような場合は、USB Wi-Fiアダプター(USB無線LANアダプター)を購入して使用するのが最も確実な解決策です。
【USB Wi-Fiアダプターの選び方】
| チェックポイント | おすすめの選択 |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax)対応がおすすめ Wi-Fi 5(802.11ac)でも十分使えます |
| 対応OS | Windows 11対応と明記されているもの |
| メーカー | TP-Link、バッファロー、エレコムなど大手メーカー製が安心 |
| 価格帯 | 1,500円~3,000円程度で十分な性能のものが購入可能 |
| アンテナ | ルーターから離れている場合は外付けアンテナ付きがおすすめ |
USB Wi-Fiアダプターは、USBポートに差し込むだけで使えるものが多く、設定も簡単です。内蔵Wi-Fiの修理を依頼するよりも、はるかに安価で手軽に解決できます。
メーカー別の追加対処法
お使いのパソコンのメーカーによって、専用のサポートツールや追加の対処法がある場合があります。
富士通(FMV)の場合
富士通のパソコンでは、「FMVサポート」ページから専用のドライバーをダウンロードできます。また、「診断ツール」を使うと、問題の特定に役立ちます。
公式サポート:https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/
NEC(LAVIE)の場合
NECのパソコンでは、「121ware.com」から専用ドライバーをダウンロードできます。型番を入力して検索しましょう。
公式サポート:https://faq.nec-lavie.jp/
ASUS・Dell・HP・Lenovoの場合
各メーカーの公式サポートページで、型番を入力するとお使いの機種に対応したドライバーをダウンロードできます。
- ASUS:https://www.asus.com/jp/support/
- Dell:https://www.dell.com/support/home/ja-jp
- HP:https://support.hp.com/jp-ja
- Lenovo:https://support.lenovo.com/jp/ja/
【体験談】実際に解決した方の声
SNSやQ&Aサイトには、同じ問題を解決した方々の声が多数寄せられています。
「Windows11にアップグレードしたらWi-Fiが消えてパニックに。でも、デバイスマネージャーでドライバーを再インストールしたらあっさり復活しました!」
— 30代・会社員
「放電処置で解決しました。まさかこんな簡単な方法で直るとは思わなかったです。」
— 40代・自営業
「24H2アップデート後に問題発生。ロールバックで一時的に解決し、その後のWindows Updateで完全に直りました。」
— 20代・学生
【専門家のアドバイス】プロが教えるWi-Fiトラブル予防策
IT専門家の間では、Wi-Fiトラブルを未然に防ぐためのいくつかのベストプラクティスが共有されています。ここでは、その中でも特に効果的な予防策をご紹介します。
予防策①:定期的なドライバー更新
Wi-Fiドライバーは、セキュリティ向上や安定性改善のために定期的に更新されています。月に1回程度、デバイスマネージャーでドライバーの更新を確認する習慣をつけましょう。
【ドライバー更新の手順】
- デバイスマネージャーを開く
- ネットワークアダプターを展開
- Wi-Fiアダプターを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリック
予防策②:システム復元ポイントの作成
大きなアップデートを行う前に、システム復元ポイントを作成しておくと、問題が発生した際に以前の状態に戻すことができます。
【復元ポイント作成手順】
- 検索バーに「復元ポイント」と入力
- 「復元ポイントの作成」を選択
- システムのプロパティが開く
- 「作成」ボタンをクリック
- 復元ポイントの説明を入力(例:「24H2アップデート前」)
- 「作成」をクリック
予防策③:ドライバーのバックアップ
現在正常に動作しているドライバーをバックアップしておくと、問題発生時に素早く復旧できます。「Double Driver」などの無料ツールを使うと、簡単にドライバーをバックアップできます。
予防策④:Windows Updateの適用を少し待つ
大型アップデートが公開された直後は、不具合が発見されていないことがあります。急ぎでなければ、公開から1〜2週間程度待ってから適用するのも一つの方法です。その間に重大な不具合が発見されれば、Microsoftが対応を行います。
対処法の比較表:どの方法を試すべき?
15種類の対処法を一覧表にまとめました。症状や難易度を参考に、自分に合った方法を選んでください。
| 対処法 | 難易度 | 所要時間 | 効果的な症状 | リスク |
|---|---|---|---|---|
| ①PC再起動 | ★☆☆☆☆ | 3分 | 一時的な不具合 | なし |
| ②機内モード切替 | ★☆☆☆☆ | 1分 | 一時的な不具合 | なし |
| ③物理スイッチ確認 | ★☆☆☆☆ | 2分 | ノートPC | なし |
| ④放電処置 | ★★☆☆☆ | 5分 | 帯電が原因 | なし |
| ⑤アダプター有効化 | ★★☆☆☆ | 3分 | 無効化状態 | なし |
| ⑥クイック設定追加 | ★★☆☆☆ | 2分 | パネルから消えた | なし |
| ⑦デバイスマネージャー | ★★★☆☆ | 5分 | 無効化/エラー | 低 |
| ⑧サービス設定変更 | ★★★☆☆ | 5分 | サービス停止 | 低 |
| ⑨ドライバー再インストール | ★★★☆☆ | 10分 | ドライバー破損 | 低 |
| ⑩トラブルシューティング | ★★☆☆☆ | 5分 | 全般 | なし |
| ⑪Windows Update | ★★☆☆☆ | 15分〜 | 既知の不具合 | 低 |
| ⑫ネットワークリセット | ★★★☆☆ | 10分 | 設定の問題 | 中(設定消去) |
| ⑬コマンドリセット | ★★★★☆ | 10分 | 深刻な不具合 | 低 |
| ⑭ロールバック | ★★★★☆ | 30分〜 | Update後の問題 | 中 |
| ⑮USB Wi-Fiアダプター | ★★☆☆☆ | 購入+10分 | ハード故障/非搭載 | なし(費用のみ) |
Windows11 24H2アップデートとWi-Fi問題について
2024年10月にリリースされたWindows11の大型アップデート「24H2」は、多くの新機能を追加した一方で、Wi-Fi接続に関する不具合が多数報告されています。
24H2で報告されている主なWi-Fi関連の問題
- Wi-Fiの項目が設定から完全に消える
- Wi-Fi接続が不安定になる(頻繁に切断される)
- 接続できてもインターネットにアクセスできない
- DHCPでIPアドレスを正常に取得できない
- 休止状態からの復帰後にWi-Fiが使えなくなる
Microsoftの対応状況
Microsoftは一部の問題を「既知の問題」として認識しており、修正パッチの開発を進めています。Windows Updateで配信される修正プログラムによって、順次改善されていく見込みです。
最新の対応状況は、Microsoft公式の「Windows 11 バージョン24H2の既知の問題と通知」ページで確認できます。
24H2で問題が発生した場合の推奨対処順序
- まずは本記事の対処法①〜⑨を試す
- 解決しない場合は、対処法⑭のロールバックを検討
- ロールバック期限(10日)が過ぎている場合は、Windows Updateで最新のパッチを適用
- それでも解決しない場合は、USB Wi-Fiアダプターを検討
グループポリシーの設定確認(Windows Pro版向け)
Windows11 Pro、Enterprise、Educationエディションをお使いの場合、グループポリシーの設定によってWi-Fiアイコンが非表示になっている可能性があります。
【確認・変更手順】
- 「Windowsマーク」を右クリック
- 「ファイル名を指定して実行」を選択
- 「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリック
- 左側のツリーで以下の順に展開
- 「ユーザー構成」→「管理用テンプレート」→「タスクバーと[スタート]メニュー」
- 右側の一覧で「ネットワークアイコンを削除する」をダブルクリック
- 「未構成」または「無効」を選択して「OK」
- PCを再起動
※Windows11 Homeエディションでは、この機能は利用できません。
BIOSでWi-Fi機能を確認する(上級者向け)
まれに、BIOS(パソコンの基本設定を管理するプログラム)でWi-Fi機能がオフになっている場合があります。
【確認手順】
- PCを再起動
- 起動時にBIOS画面に入るキーを押す(F2、F10、Del など。メーカーにより異なる)
- 「Wireless」「WLAN」「Wi-Fi」などの項目を探す
- 「Enabled(有効)」になっているか確認
- 変更した場合は設定を保存して終了
【主要メーカーのBIOS起動キー】
| メーカー | BIOS起動キー |
|---|---|
| 富士通 | F2 |
| NEC | F2 |
| 東芝/Dynabook | F2 |
| ASUS | F2 または Del |
| Dell | F2 または F12 |
| HP | F10 または Esc |
| Lenovo | F1 または F2 |
※BIOS設定の変更は慎重に行ってください。不明な項目は変更しないようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. デバイスマネージャーに「ネットワークアダプター」自体がありません。どうすればいいですか?
A. 以下の2つの可能性があります。
- 隠しデバイスとして非表示になっている:デバイスマネージャーのメニューバーから「表示」→「隠しデバイスの表示」を選択してください
- Wi-Fi機能が搭載されていない:対処法⑮のUSB Wi-Fiアダプターの導入をご検討ください
Q. ドライバーを再インストールしたいのですが、インターネットに接続できません。どうすれば?
A. 以下の方法をお試しください。
- 有線LAN(イーサネット)で一時的に接続する
- スマートフォンのテザリング機能を使う
- 別のPCでドライバーをダウンロードし、USBメモリで転送する
Q. 24H2アップデート後からWi-Fiが不安定です。修正される予定はありますか?
A. Microsoftは24H2に関する複数の不具合を認識しており、順次修正パッチをリリースしています。Windows Updateを定期的に確認することをおすすめします。また、問題が深刻な場合は、23H2へのロールバックも有効な選択肢です。
Q. Wi-Fiは表示されるのに接続できません。これは別の問題ですか?
A. はい、この記事で扱っている「Wi-Fiの項目が表示されない」問題とは別です。Wi-Fiが表示されているのに接続できない場合は、パスワードの確認、ルーターの再起動、IPアドレスの取得問題などを確認してください。
Q. 会社のPCで管理者権限がなく、一部の対処法が実行できません
A. 会社支給のPCで管理者権限がない場合は、以下の対処法は試せる可能性があります。
- 対処法①:再起動
- 対処法②:機内モード切替
- 対処法③:物理スイッチ確認
それでも解決しない場合は、社内のIT部門やシステム管理者に相談してください。
Q. 有線LAN(イーサネット)は使えるのに、Wi-Fiだけ表示されません
A. 有線LANが正常に動作しているなら、Wi-Fi関連のドライバーやアダプターに限定した問題の可能性が高いです。対処法⑨のドライバー再インストールを試してみてください。それでも解決しない場合は、Wi-Fiアダプターのハードウェア故障の可能性があります。
Q. デスクトップPCを使っているのですが、Wi-Fiは使えますか?
A. デスクトップPCの場合、Wi-Fi機能が標準搭載されていないことがあります。以下の方法で確認・対応できます。
- マザーボードの仕様を確認(「Wi-Fi対応」と明記されているか)
- PCIeスロットにWi-Fiカードが装着されているか確認
- 搭載されていない場合は、USB Wi-Fiアダプターを購入
まとめ:落ち着いて順番に試せば、必ず解決できます!
Windows11でWi-Fiの項目が表示されない問題は、多くのユーザーが経験するトラブルですが、この記事で紹介した15の対処法を順番に試していけば、ほとんどのケースで解決できます。
【解決までの近道】
もしどうしても解決しない場合は、USB Wi-Fiアダプターの導入という確実な解決策もあります。2,000円前後で購入でき、設定も簡単なので、修理に出すよりもはるかに手軽です。
Wi-Fiが使えないと本当に不便ですよね。でも、焦らず一つずつ対処法を試していけば、必ず解決への道が開けます。この記事が、あなたの問題解決のお役に立てれば幸いです。
📌 この記事のポイント
- Wi-Fiが表示されない原因は、ドライバー問題が最も多い
- まずは再起動・放電・物理スイッチ確認など簡単な方法から試す
- ドライバーの再インストールで解決するケースが多い
- 24H2アップデート後の不具合は、ロールバックやWindows Updateで改善の可能性
- 最終手段として、USB Wi-Fiアダプターの導入も検討を
最終更新日:2025年12月14日
参考:Microsoft サポート、富士通FMVサポート、NEC LAVIE公式FAQ、ASUS公式サポート


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