Wi-Fi繋がらない一台だけ?原因と今すぐ試せる対処法12選【iPhone・Android・PC完全対応】
「家族のスマホは普通にWi-Fi使えてるのに、なぜか自分のスマホだけ繋がらない…」
「さっきまで普通に使えてたパソコンが、急にWi-Fiに接続できなくなった…」
こういうとき、本当に焦りますよね。特に、他のデバイスは問題なく使えているのに一台だけ繋がらないとなると、「自分のスマホ(パソコン)が壊れたのかな?」と不安になってしまうものです。
でも、ご安心ください。Wi-Fiが一台だけ繋がらない問題は、ほとんどの場合、自分で解決できます。
この記事では、Wi-Fiに一台だけ繋がらないときの原因7つと対処法12選を、初心者の方でも分かるように丁寧に解説していきます。iPhone、Android、Windows、Macなど、お使いのデバイスに合わせた具体的な手順もご紹介しますので、ぜひ順番に試してみてください。
この記事を読めば分かること:
- Wi-Fiが一台だけ繋がらない7つの原因
- 今すぐ試せる対処法12選(iPhone/Android/Windows/Mac対応)
- それでも直らない場合の最終手段
- 筆者の実体験に基づく解決事例
- 【まず確認】Wi-Fiに繋がらないのは本当に一台だけ?
- Wi-Fiが一台だけ繋がらない主な原因7つ
- 【対処法①】Wi-Fi設定・機内モードを確認する
- 【対処法②】Wi-Fiを再接続する
- 【対処法③】端末を再起動する
- 【対処法④】ルーターの近くで接続テストする
- 【対処法⑤】ネットワーク設定をリセットする
- 【対処法⑥】2.4GHzと5GHzを切り替える
- 【対処法⑦】パソコンの放電を行う
- 【対処法⑧】セキュリティソフト・ファイアウォールを無効化する
- 【対処法⑨】プライベートアドレス・MACアドレス設定を確認する
- 【対処法⑩】OSを最新版にアップデートする
- 【対処法⑪】ルーター・ONUを再起動する
- 【対処法⑫】ルーターの同時接続台数を確認する
- 【比較表】原因別・対処法早見表
- 体験談:筆者が一台だけ繋がらなかったときの解決事例
- それでも繋がらない場合の最終手段
- 【よくある質問(FAQ)】
- まとめ:一台だけ繋がらない問題は必ず解決できる
- 【デバイス別】詳細な設定確認ガイド
- 【知っておきたい】Wi-Fiの基礎知識
- Wi-Fiトラブルを予防するためのコツ
- おすすめWi-Fiルーター・関連機器
- 専門家への相談窓口
【まず確認】Wi-Fiに繋がらないのは本当に一台だけ?
対処法を試す前に、まず「本当に一台だけ繋がらないのか」を確認することが大切です。
なぜなら、「一台だけ繋がらない場合」と「すべての端末が繋がらない場合」では、原因も対処法も大きく異なるからです。
確認方法
以下の手順で、他のデバイスがWi-Fiに接続できているか確認してください。
- 家族のスマホやタブレットでWi-Fiに接続できるか確認する
- 別のパソコンがあれば、それでもWi-Fiに接続できるか確認する
- ゲーム機やスマートテレビなど、他のWi-Fi対応機器で確認する
確認結果による対応の違い
| 確認結果 | 原因の可能性 | 対応方法 |
|---|---|---|
| 一台だけ繋がらない | その端末の設定やソフトウェアに問題がある | この記事の対処法①〜⑫を順番に試す |
| すべての端末が繋がらない | ルーター、ONU、回線自体に問題がある | ルーターの再起動、回線事業者への問い合わせ |
他のデバイスは問題なく接続できているのに、特定の一台だけ繋がらない場合は、この記事で紹介する対処法を順番に試していきましょう。
Wi-Fiが一台だけ繋がらない主な原因7つ
まずは、Wi-Fiが一台だけ繋がらなくなる主な原因7つを理解しておきましょう。原因が分かれば、対処法も見つけやすくなります。
原因①:Wi-Fi設定がOFFになっている・機内モードがON
意外と多いのが、知らないうちにWi-Fi設定がOFFになっているケースです。
スマホをポケットに入れている間に、誤ってタップしてしまったり、機内モードをONにしたまま忘れていたり…ということは、実は結構あります。
特にiPhoneの場合、コントロールセンターから簡単にWi-FiをOFFにできてしまうので、意図せず設定が変わっていることがあります。
原因②:ルーターとの距離が遠い・電波が届いていない
Wi-Fiの電波は、ルーターからの距離が離れるほど弱くなります。
また、壁や床、家具などの障害物があると、電波が遮られて届きにくくなります。特に鉄筋コンクリートの壁は電波を通しにくいため、部屋によって電波状況が大きく異なることがあります。
「リビングでは繋がるのに、自分の部屋では一台だけ繋がらない」という場合は、電波の届き具合が原因かもしれません。
原因③:端末の一時的な不具合
スマホやパソコンは、長時間使っていると一時的な不具合が発生することがあります。
メモリの蓄積やソフトウェアの軽微なエラーなど、原因はさまざまですが、これらは再起動することで解消できることがほとんどです。
また、端末が熱くなっている場合は、熱暴走によって正常に動作しなくなっていることも考えられます。
原因④:ネットワーク設定の問題
Wi-Fiに接続するためのネットワーク設定に何らかの問題が発生していることがあります。
例えば、以下のようなケースです:
- Wi-Fiパスワードが変更されたのに、古い情報が端末に残っている
- IPアドレスの取得に失敗している
- DHCPサーバー(IPアドレスを自動で割り当てる機能)との通信がうまくいっていない
こうした場合は、ネットワーク設定をリセットすることで解決できることがあります。
原因⑤:周波数帯(2.4GHz・5GHz)の相性問題
Wi-Fiルーターは、主に「2.4GHz」と「5GHz」という2つの周波数帯を使っています。
それぞれに特徴があり、環境によって繋がりやすさが異なります。
| 周波数帯 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 2.4GHz | 壁などの障害物に強い、遠くまで電波が届く | 電子レンジなど他の機器と干渉しやすい、速度が遅め |
| 5GHz | 通信速度が速い、他の機器と干渉しにくい | 障害物に弱い、距離が離れると繋がりにくい |
現在接続している周波数帯が、あなたの使用環境に合っていない可能性があります。
原因⑥:セキュリティソフト・ファイアウォールの影響
パソコンの場合、セキュリティソフトやファイアウォールがWi-Fi接続をブロックしていることがあります。
これらのソフトは、不正な通信からパソコンを守るために動作していますが、時として正常なWi-Fi接続まで遮断してしまうことがあります。
特に、セキュリティソフトを新しくインストールした後や、アップデートした後に繋がらなくなった場合は、この原因を疑ってみてください。
原因⑦:ルーターの同時接続台数上限超え
Wi-Fiルーターには、同時に接続できる台数の上限があります。
家族が多い場合や、スマートホーム機器(スマートスピーカー、IoT家電など)をたくさん使っている場合、この上限を超えてしまっている可能性があります。
一般的な家庭用ルーターの同時接続台数は、10〜30台程度です。「一人1台スマホ、パソコンも複数台、テレビやゲーム機も…」と考えると、意外と簡単に上限に達してしまうことがあります。
【対処法①】Wi-Fi設定・機内モードを確認する
難易度:★☆☆☆☆(とても簡単)
所要時間:1分以内
まず最初に確認すべきは、Wi-Fi設定がONになっているか、機内モードがOFFになっているかです。
「そんな基本的なこと…」と思うかもしれませんが、実はこれが原因だったというケースは非常に多いんです。
iPhoneの場合
- 画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開く(iPhone X以降)
※iPhone 8以前は画面下から上にスワイプ - Wi-Fiアイコン(扇形のマーク)が青色になっているか確認
- 飛行機アイコン(機内モード)がOFF(白色)になっているか確認
ポイント:Wi-Fiアイコンが青色になっていても、実は一時的に切断されていることがあります。一度タップしてOFFにし、もう一度タップしてONにしてみましょう。
Androidの場合
- 画面上端から下にスワイプしてクイック設定を開く
- Wi-FiアイコンがONになっているか確認
- 機内モードアイコンがOFFになっているか確認
※Androidは機種によって操作方法が異なる場合があります。
Windowsパソコンの場合
- 画面右下のタスクバーにあるネットワークアイコン(Wi-Fiや地球のマーク)をクリック
- Wi-FiがONになっているか確認
- 機内モードがOFFになっているか確認
Macの場合
- 画面右上のメニューバーにあるWi-Fiアイコンをクリック
- Wi-FiがONになっているか確認
- 「Wi-Fiをオンにする」と表示されていたらクリックしてONにする
【対処法②】Wi-Fiを再接続する
難易度:★☆☆☆☆(とても簡単)
所要時間:1〜2分
Wi-Fi設定がONになっていても、接続が不安定になっていることがあります。
そんなときは、一度Wi-Fiを切断してから再接続してみましょう。これだけで繋がることも多いです。
iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「Wi-Fi」をタップ
- 現在接続中のネットワーク名の右にある「ⓘ」をタップ
- 「このネットワーク設定を削除」をタップ
- 確認画面で「削除」をタップ
- Wi-Fi一覧から再度ネットワークを選択し、パスワードを入力して接続
Androidの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」(または「接続」)をタップ
- 「Wi-Fi」をタップ
- 接続中のネットワーク名を長押し
- 「ネットワークを削除」をタップ
- 再度ネットワークを選択し、パスワードを入力して接続
Windowsパソコンの場合
- タスクバーのネットワークアイコンをクリック
- 接続中のWi-Fiネットワークをクリック
- 「切断」をクリック
- 再度同じネットワークをクリックして「接続」をクリック
- 必要に応じてパスワードを入力
Macの場合
- メニューバーのWi-Fiアイコンをクリック
- 接続中のネットワーク名をクリックして切断
- 再度同じネットワークをクリックして接続
💡ワンポイントアドバイス:Wi-Fiパスワードが分からなくなった場合は、ルーター本体のラベルに記載されていることが多いです。「暗号化キー」「PASS」「KEY」などと書かれている部分を確認してください。
【対処法③】端末を再起動する
難易度:★☆☆☆☆(とても簡単)
所要時間:2〜3分
IT業界では「困ったらまず再起動」という言葉があるほど、再起動は効果的な対処法です。
端末の一時的な不具合は、再起動することでメモリがクリアされ、多くの場合解消されます。
iPhoneの再起動方法
【iPhone X以降】
- サイドボタンと音量ボタン(上または下)を同時に長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示されたらスライド
- 30秒ほど待ってから、サイドボタンを長押しして起動
【iPhone 8以前】
- サイドボタン(または上部ボタン)を長押し
- 「スライドで電源オフ」が表示されたらスライド
- 30秒ほど待ってから、同じボタンを長押しして起動
Androidの再起動方法
- 電源ボタンを長押し
- 「再起動」または「電源を切る」をタップ
- 電源を切った場合は、30秒ほど待ってから電源ボタンを長押しして起動
Windowsパソコンの再起動方法
- スタートメニューをクリック
- 電源アイコンをクリック
- 「再起動」をクリック
Macの再起動方法
- 画面左上のAppleメニュー(リンゴマーク)をクリック
- 「再起動」をクリック
💡端末が熱い場合は:スマホやパソコンが熱くなっている場合は、電源を切って10〜15分ほど放置して冷ましてから再起動しましょう。熱暴走による不具合が解消されることがあります。
【対処法④】ルーターの近くで接続テストする
難易度:★☆☆☆☆(とても簡単)
所要時間:1分
Wi-Fiの電波は、距離が離れるほど弱くなります。まずはルーターの近くに移動して、接続できるかテストしてみましょう。
テスト方法
- Wi-Fiルーターの場所に移動する(1〜2メートル以内)
- 端末のWi-Fi設定を開く
- ネットワークに接続してみる
- Webサイトを開いて、インターネットに接続できるか確認する
結果による判断
| テスト結果 | 原因の可能性 | 対処法 |
|---|---|---|
| ルーターの近くでは繋がる | 電波が届いていない、または電波が弱い | ルーターの設置場所変更、Wi-Fi中継器の導入を検討 |
| ルーターの近くでも繋がらない | 端末の設定やソフトウェアに問題がある | この記事の他の対処法を試す |
電波が届きにくい環境の改善方法
ルーターの近くでは繋がる場合、以下の方法で電波環境を改善できます。
- ルーターの設置場所を変える:家の中央、床から1〜2mの高さに設置するのが理想的
- Wi-Fi中継器を導入する:電波を中継して、届く範囲を広げる
- メッシュWi-Fiを導入する:複数のルーターで家全体をカバーする
【対処法⑤】ネットワーク設定をリセットする
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
所要時間:3〜5分
ここまでの対処法で解決しない場合は、ネットワーク設定のリセットを試してみましょう。
これは、端末に保存されているWi-Fi設定やネットワーク設定を初期状態に戻す方法です。設定の不具合が原因の場合、これで解決することが多いです。
⚠️注意:ネットワーク設定をリセットすると、保存されているすべてのWi-Fiパスワードが削除されます。リセット後は再度パスワードを入力する必要がありますので、パスワードを控えておいてください。
iPhoneのネットワーク設定リセット方法
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 下にスクロールして「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップ
- パスコードを入力
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップして確定
リセット後、iPhoneが再起動します。起動したら、Wi-Fiに再接続してください。
Androidのネットワーク設定リセット方法
※機種によって操作が異なります。以下は一般的な手順です。
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」または「一般管理」をタップ
- 「リセット」または「リセットオプション」をタップ
- 「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」または「ネットワーク設定をリセット」をタップ
- 「設定をリセット」をタップして確定
Windowsのネットワーク設定リセット方法
- スタートメニューを右クリックして「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」をクリック
- 左メニューまたは下にスクロールして「ネットワークの詳細設定」をクリック
- 「ネットワークのリセット」をクリック
- 「今すぐリセット」をクリック
- 確認画面で「はい」をクリック
リセット後、パソコンが再起動します。
Macのネットワーク設定リセット方法
- Appleメニューから「システム設定」(または「システム環境設定」)を開く
- 「ネットワーク」をクリック
- 左側のリストから「Wi-Fi」を選択
- 下部の「−」(マイナス)ボタンをクリックしてWi-Fiを削除
- 「+」(プラス)ボタンをクリックして、インターフェースで「Wi-Fi」を選択し追加
- 「適用」をクリック
【対処法⑥】2.4GHzと5GHzを切り替える
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
所要時間:2〜3分
Wi-Fiルーターが2.4GHzと5GHzの両方の周波数帯に対応している場合、接続する周波数帯を切り替えることで繋がることがあります。
2.4GHzと5GHzの見分け方
Wi-Fiネットワーク名(SSID)を見ると、どちらの周波数帯か判断できることが多いです。
- 2.4GHz:ネットワーク名に「G」「2G」「2.4G」などが含まれている
例:Buffalo-G-XXXX、IODATA-XXXX-2G - 5GHz:ネットワーク名に「A」「5G」などが含まれている
例:Buffalo-A-XXXX、IODATA-XXXX-5G
※ルーターのメーカーや機種によって表記は異なります。分からない場合は、ルーター本体のラベルを確認してください。
切り替え方法
- 端末のWi-Fi設定を開く
- 利用可能なネットワーク一覧から、現在接続していない方の周波数帯を選択
- パスワードを入力して接続
どちらを選ぶべき?
| 状況 | おすすめの周波数帯 |
|---|---|
| ルーターの近くで使う、高速通信したい | 5GHz |
| ルーターから離れた場所で使う | 2.4GHz |
| 壁や床を挟んで使う | 2.4GHz |
| 電子レンジの近くで使う | 5GHz |
【対処法⑦】パソコンの放電を行う
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
所要時間:5〜10分
対象:パソコンのみ
パソコンは使い続けていると、内部に微弱な電気が溜まる(帯電する)ことがあります。この帯電が原因で、Wi-Fiを含むさまざまな機能が正常に動作しなくなることがあります。
放電を行うことで、帯電を解消し、動作を正常に戻すことができます。
ノートパソコンの放電方法
- パソコンの電源を完全にOFFにする
- 電源ケーブルをコンセントから抜く
- 接続しているすべての周辺機器(USBメモリ、外付けHDDなど)を取り外す
- バッテリーが取り外せる場合は、バッテリーを取り外す
- そのまま5〜10分放置する
- バッテリーと電源ケーブルを接続し直す
- パソコンを起動する
デスクトップパソコンの放電方法
- パソコンの電源を完全にOFFにする
- 電源ケーブルをコンセントから抜く
- 接続しているすべての周辺機器を取り外す
- そのまま5〜10分放置する
- 電源ケーブルと周辺機器を接続し直す
- パソコンを起動する
放電後にWi-Fiに接続できるか確認してみてください。
【対処法⑧】セキュリティソフト・ファイアウォールを無効化する
難易度:★★★☆☆(普通)
所要時間:3〜5分
対象:パソコンのみ
パソコンにインストールされているセキュリティソフトやファイアウォールが、Wi-Fi接続をブロックしていることがあります。
一時的にこれらを無効化して、Wi-Fiに接続できるか確認してみましょう。
⚠️重要:セキュリティソフトを無効化すると、パソコンがウイルスなどの脅威にさらされやすくなります。確認作業が終わったら、必ずセキュリティソフトを有効に戻してください。
Windows Defenderファイアウォールの無効化方法
- スタートメニューで「Windows セキュリティ」と検索して開く
- 「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリック
- 「プライベート ネットワーク」または「パブリック ネットワーク」をクリック
- 「Microsoft Defender ファイアウォール」のスイッチをOFFにする
サードパーティ製セキュリティソフトの場合
Norton、McAfee、ウイルスバスターなどのセキュリティソフトをお使いの場合は、各ソフトの設定画面から一時的に保護を無効化できます。
一般的には、システムトレイ(画面右下)にあるセキュリティソフトのアイコンを右クリックすると、「保護を一時停止」などのオプションが表示されます。
確認後の対応
| 結果 | 対応 |
|---|---|
| 無効化したらWi-Fiに繋がった | セキュリティソフトの設定を見直す、または別のセキュリティソフトへの変更を検討 |
| 無効化しても繋がらない | セキュリティソフトを有効に戻し、他の対処法を試す |
【対処法⑨】プライベートアドレス・MACアドレス設定を確認する
難易度:★★★☆☆(普通)
所要時間:3〜5分
最近のスマホには、プライバシー保護のために「プライベートアドレス」(またはランダムMACアドレス)という機能が搭載されています。
この機能がONになっていると、一部のWi-Fiルーターで接続できなくなることがあります。特に、MACアドレス制限(登録した機器のみ接続を許可する機能)が設定されているルーターでは、この問題が起きやすいです。
MACアドレスとは?
MACアドレスとは、ネットワーク機器に割り当てられた固有の識別番号のことです。「00:1A:2B:3C:4D:5E」のような形式で表示されます。
プライベートアドレス機能は、このMACアドレスをランダムに生成して、トラッキング(追跡)を防ぐための機能です。
iPhoneでプライベートアドレスを確認・無効化する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Wi-Fi」をタップ
- 接続したいネットワーク名の右にある「ⓘ」をタップ
- 「プライベートWi-Fiアドレス」(または「プライベートアドレス」)のスイッチを確認
- ONになっている場合はOFFにする
- 確認画面で「再接続」をタップ
Androidでプライベートアドレスを確認・無効化する方法
※機種やOSバージョンによって操作が異なります。
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」をタップ
- 接続したいネットワーク名をタップまたは長押し
- 「プライバシー」または「MACアドレスタイプ」をタップ
- 「デバイスのMACを使用」を選択
この設定を変更した後、Wi-Fiに接続できるか確認してください。
【対処法⑩】OSを最新版にアップデートする
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
所要時間:10分〜1時間(アップデート内容による)
OSの古いバージョンにWi-Fi接続に関するバグが含まれていることがあります。最新版にアップデートすることで、このバグが修正され、接続できるようになることがあります。
iPhoneのOSアップデート方法
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- アップデートがある場合は「ダウンロードしてインストール」をタップ
※アップデートにはWi-Fi接続が必要な場合があります。繋がらない端末でアップデートできない場合は、モバイルデータ通信を使うか、iTunesを使ってパソコン経由でアップデートしてください。
AndroidのOSアップデート方法
- 「設定」アプリを開く
- 「システム」または「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「システムアップデート」をタップ
- アップデートがある場合はダウンロードしてインストール
WindowsのOSアップデート方法
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- アップデートがある場合はダウンロードしてインストール
MacのOSアップデート方法
- Appleメニューから「システム設定」を開く
- 「一般」→「ソフトウェアアップデート」をクリック
- アップデートがある場合は「今すぐアップデート」をクリック
【対処法⑪】ルーター・ONUを再起動する
難易度:★★☆☆☆(やや簡単)
所要時間:5〜10分
端末側の問題ではなく、ルーターやONU(光回線終端装置)に一時的な問題が発生していることもあります。
ルーターとONUを再起動することで、接続の問題が解消されることがあります。
ONUとルーターの違い
- ONU(光回線終端装置):光ファイバーからの信号を、家庭で使える信号に変換する装置。光コンセントの近くに設置されていることが多い。
- ルーター:インターネット接続を複数の機器で共有するための装置。Wi-Fi電波を飛ばす機能を持つものも多い。
※ONUとルーターが一体型になっている場合もあります。
再起動の正しい順序
電源を切る順序:
- パソコンやスマホなどの端末の電源を切る(または機内モードにする)
- Wi-Fiルーターの電源を切る(電源ボタンを押すか、コンセントを抜く)
- ONUの電源を切る(電源ボタンを押すか、コンセントを抜く)
- そのまま30秒〜1分ほど待つ
電源を入れる順序:
- ONUの電源を入れる
- ONUのランプが安定するまで2〜3分待つ
- Wi-Fiルーターの電源を入れる
- ルーターのランプが安定するまで2〜3分待つ
- 端末の電源を入れて、Wi-Fiに接続できるか確認
【対処法⑫】ルーターの同時接続台数を確認する
難易度:★★★☆☆(普通)
所要時間:5〜10分
Wi-Fiルーターには同時に接続できる台数の上限があります。この上限を超えると、新しい端末が接続できなくなります。
接続台数の確認方法
多くのWi-Fiルーターでは、管理画面(設定画面)から現在接続されている端末の数を確認できます。
- Wi-Fiに接続しているパソコンやスマホでブラウザを開く
- アドレスバーにルーターのIPアドレスを入力してアクセス
※一般的なアドレス:192.168.0.1、192.168.1.1、192.168.11.1 など - 管理者IDとパスワードを入力してログイン
※初期設定のIDとパスワードは、ルーター本体のラベルに記載されていることが多い - 「接続機器一覧」「DHCPクライアント一覧」などの項目を確認
接続台数が多い場合の対処法
- 使っていない端末のWi-Fi接続をOFFにする:古いスマホや使っていないゲーム機など
- ゲスト用Wi-Fiを活用する:来客用に別のネットワークを設定
- 同時接続台数の多いルーターに買い替える:必要に応じて検討
主なルーターの同時接続台数目安
| ルーターのグレード | 同時接続台数の目安 | 向いている世帯 |
|---|---|---|
| エントリーモデル | 10〜15台 | 一人暮らし〜二人暮らし |
| スタンダードモデル | 15〜30台 | 3〜4人家族 |
| ハイエンドモデル | 30台以上 | 大家族、スマートホーム機器が多い家庭 |
【比較表】原因別・対処法早見表
ここまで紹介した対処法を、原因別に整理した早見表をご用意しました。
「どの対処法を試せばいいか分からない」という場合は、この表を参考に、当てはまりそうな対処法から試してみてください。
| 症状・状況 | 可能性の高い原因 | 試すべき対処法 |
|---|---|---|
| 急にWi-Fiに繋がらなくなった | 一時的な不具合、設定ミス | ①設定確認 → ②再接続 → ③再起動 |
| 特定の部屋だけ繋がらない | 電波が届いていない | ④ルーター近くでテスト → ⑥周波数切替 |
| パスワードを入れても繋がらない | ネットワーク設定の問題 | ②再接続(削除→再設定) → ⑤リセット |
| Wi-Fiマークが表示されない | 設定OFF、機内モード | ①設定確認 → ③再起動 |
| Wi-Fiマークは出るがネットに繋がらない | ルーター・回線の問題 | ⑪ルーター再起動 → プロバイダに問合せ |
| セキュリティソフト導入後に繋がらない | セキュリティソフトの影響 | ⑧セキュリティソフト無効化 |
| 新しい端末だけ繋がらない | MACアドレス制限、接続台数上限 | ⑨プライベートアドレス確認 → ⑫接続台数確認 |
| OSアップデート後に繋がらなくなった | OSのバグ、設定変更 | ⑤リセット → ⑩最新版にアップデート |
体験談:筆者が一台だけ繋がらなかったときの解決事例
ここで、私自身が「Wi-Fiが一台だけ繋がらない」問題に遭遇したときの解決事例をご紹介します。
事例1:iPhoneだけ繋がらなくなった
状況:家族のスマホやパソコンは問題なく繋がっているのに、自分のiPhoneだけがWi-Fiに接続できなくなりました。Wi-Fiマークは表示されるものの、Webサイトが開けない状態でした。
試したこと:
- Wi-FiをOFF→ONにする → 効果なし
- iPhoneを再起動する → 効果なし
- ルーターを再起動する → 効果なし
- ネットワーク設定をリセット → 解決!
原因:後から分かったことですが、iOSのアップデート後にネットワーク設定に何らかの不具合が発生していたようです。リセットすることで設定がクリアされ、正常に接続できるようになりました。
事例2:新しく買ったノートPCだけ繋がらない
状況:新しく購入したWindowsノートパソコンが、自宅のWi-Fiに接続できませんでした。パスワードは間違っていないのに、「接続できませんでした」と表示されます。
試したこと:
- パスワードを再入力 → 効果なし
- 2.4GHzと5GHzを切り替え → 効果なし
- ルーターを再起動 → 効果なし
- ルーターの管理画面で新しいPCのMACアドレスを登録 → 解決!
原因:自宅のルーターには「MACアドレスフィルタリング」(登録した機器のみ接続を許可する機能)が設定されていました。新しいパソコンのMACアドレスが登録されていなかったため、接続が拒否されていたのです。
💡教訓:MACアドレスフィルタリングを設定している場合、新しい機器を使うたびに登録が必要です。この機能を使っていることを忘れがちなので、新しい機器が繋がらないときは確認してみてください。
それでも繋がらない場合の最終手段
ここまでの12の対処法を試しても繋がらない場合は、以下の最終手段を検討してください。
Wi-Fiアンテナの故障を疑う
スマホやパソコンには、Wi-Fi電波を受信するためのWi-Fiアンテナが内蔵されています。落下や水没などにより、このアンテナが故障している可能性があります。
Wi-Fiアンテナ故障の兆候:
- どのWi-Fiネットワークにも全く繋がらない
- Wi-Fi設定画面でネットワークが1つも表示されない
- Wi-FiをONにしてもすぐにOFFに戻ってしまう
このような症状がある場合は、メーカーや修理業者に相談してみてください。
プロバイダー・回線事業者への問い合わせ
回線自体に障害が発生している可能性もあります。以下の場合は、契約しているプロバイダーや回線事業者に問い合わせてみましょう。
- すべての端末がインターネットに繋がらない
- 料金の支払いを滞納している可能性がある
- 最近引っ越しや契約変更をした
問い合わせ前に確認すること:
- 契約者名、契約ID
- ルーターやONUの型番
- いつから繋がらなくなったか
- 試した対処法
ルーターの買い替えを検討
Wi-Fiルーターも消耗品です。一般的に、3〜5年程度で買い替えを検討することが推奨されています。
買い替えを検討すべき場合:
- 購入から5年以上経過している
- 頻繁に接続が切れる
- 通信速度が明らかに遅くなった
- 同時接続台数が足りない
- 最新のWi-Fi規格(Wi-Fi 6、Wi-Fi 6Eなど)に対応したい
最新Wi-Fi規格の比較
| Wi-Fi規格 | 最大通信速度 | 特徴 |
|---|---|---|
| Wi-Fi 5(802.11ac) | 約6.9Gbps | 現在も広く普及、十分な速度 |
| Wi-Fi 6(802.11ax) | 約9.6Gbps | 同時接続に強い、省電力、おすすめ |
| Wi-Fi 6E | 約9.6Gbps | 6GHz帯対応でさらに混雑しにくい |
| Wi-Fi 7(802.11be) | 約46Gbps | 最新規格、超高速・低遅延 |
※実際の通信速度は環境や契約プランによって異なります。
【よくある質問(FAQ)】
Q1. Wi-Fiに繋がっているのにインターネットに繋がらないのはなぜ?
A. Wi-Fiへの接続と、インターネットへの接続は別の問題です。Wi-Fiマークが表示されていても、ルーターとインターネット回線の間に問題がある場合、インターネットには繋がりません。ルーターとONUの再起動を試し、それでも改善しない場合はプロバイダーに問い合わせてください。
Q2. iPhoneのWi-Fi設定に「セキュリティに関する勧告」と表示されます。これが原因ですか?
A. この表示は、Wi-Fiルーターのセキュリティ設定が古い方式(WEPなど)を使っている場合に表示されます。接続自体には影響しませんが、セキュリティ上の理由からルーターの設定を「WPA2」または「WPA3」に変更することをおすすめします。
Q3. 夜だけWi-Fiが繋がりにくくなるのはなぜ?
A. 夜間は多くの人がインターネットを使う時間帯のため、回線が混雑しやすくなります。特にマンションなど集合住宅では、この傾向が顕著です。対策としては、5GHz帯への切り替え、契約プランの見直し(より高速なプランへの変更)などが考えられます。
Q4. スマホの機種変更後、Wi-Fiに繋がらなくなりました。どうすれば?
A. 新しいスマホでWi-Fiのパスワードを正しく入力しているか確認してください。また、ルーターにMACアドレス制限が設定されている場合は、新しいスマホのMACアドレスを登録する必要があります。それでも繋がらない場合は、新しいスマホのネットワーク設定をリセットしてから再接続を試してください。
Q5. 公共のフリーWi-Fiでも同じ対処法が使えますか?
A. 公共のフリーWi-Fi(カフェ、空港、ホテルなど)の場合、原因が異なることがあります。フリーWi-Fiでは、ブラウザで利用規約への同意やログインが必要な場合があります。Wi-Fiに接続後、ブラウザを開いてログイン画面が表示されるか確認してください。
Q6. Wi-Fi中継器を使っていますが、中継器には繋がっても遅いです。
A. Wi-Fi中継器は、親機(メインのルーター)からの電波を受信して再発信するため、どうしても速度が低下します。中継器の設置場所が親機から遠すぎる場合は、より近い場所に移動してみてください。また、メッシュWi-Fiシステムへの移行も検討する価値があります。
まとめ:一台だけ繋がらない問題は必ず解決できる
いかがでしたでしょうか。Wi-Fiが一台だけ繋がらない問題について、原因7つと対処法12選を詳しく解説してきました。
この記事のポイントをおさらい
- まず確認:本当に一台だけ繋がらないのか、他の端末も確認する
- 簡単な対処法から:設定確認 → 再接続 → 再起動の順で試す
- それでもダメなら:ネットワーク設定のリセット、周波数の切り替えを試す
- 最終手段:Wi-Fiアンテナの故障、ルーターの買い替えを検討
Wi-Fiトラブルは突然起こるもので、焦ってしまいがちです。でも、ほとんどの場合は自分で解決できます。
この記事で紹介した対処法を簡単なものから順番に試していけば、きっと解決の糸口が見つかるはずです。
もし「対処法を全部試したけど、やっぱり繋がらない…」という場合は、端末やルーターの故障、回線の問題など、専門的な対応が必要なケースかもしれません。そんなときは、一人で悩まずにプロに相談してみてください。
あなたのWi-Fiトラブルが、一日も早く解決することを願っています!
【デバイス別】詳細な設定確認ガイド
ここまでの対処法を試しても解決しない場合のために、各デバイス別の詳細な設定確認方法をご紹介します。少し専門的な内容になりますが、これを確認することで原因を特定できることがあります。
iPhone・iPadの詳細設定確認
1. IPアドレスの確認
Wi-Fiに接続しているのにインターネットに繋がらない場合、IPアドレスが正しく取得できていない可能性があります。
- 「設定」→「Wi-Fi」を開く
- 接続中のネットワーク名の右にある「ⓘ」をタップ
- 「IPアドレス」の項目を確認
正常な場合:192.168.x.x や 10.x.x.x のような数字が表示される
異常な場合:「169.254.x.x」で始まるアドレス、または空欄
169.254.x.x で始まるアドレスは「リンクローカルアドレス」と呼ばれ、DHCPサーバーからIPアドレスを取得できなかった場合に自動で割り当てられるものです。この場合、ルーターの再起動や、ネットワーク設定のリセットを試してください。
2. DNSサーバーの変更
DNSサーバーとは、Webサイトの名前(例:google.com)をIPアドレスに変換するサーバーのことです。このサーバーに問題があると、Webサイトに繋がらなくなることがあります。
DNSサーバーを手動で設定することで改善する場合があります。
- 「設定」→「Wi-Fi」を開く
- 接続中のネットワーク名の右にある「ⓘ」をタップ
- 「DNSを構成」をタップ
- 「手動」を選択
- 「サーバを追加」をタップし、以下のいずれかを入力:
- Google Public DNS:8.8.8.8 または 8.8.4.4
- Cloudflare DNS:1.1.1.1 または 1.0.0.1
- 「保存」をタップ
3. Wi-Fiアシスト機能の確認
iPhoneには「Wi-Fiアシスト」という機能があります。これはWi-Fi接続が不安定なときに自動でモバイルデータ通信に切り替える機能ですが、この機能が原因でWi-Fi接続が安定しないこともあります。
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 下にスクロールして「Wi-Fiアシスト」を確認
- ONの場合はOFFにして様子を見る
Androidの詳細設定確認
1. IPアドレスの確認
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を開く
- 接続中のネットワーク名をタップ
- 「詳細」または「ネットワークの詳細」を確認
- 「IPアドレス」の項目を確認
2. 静的IPアドレスの設定
DHCPでIPアドレスを取得できない場合、手動で設定する方法があります。
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を開く
- 接続したいネットワーク名を長押し
- 「ネットワークを変更」を選択
- 「詳細オプション」を表示
- 「IP設定」を「静的」に変更
- 以下の情報を入力:
- IPアドレス:192.168.1.XXX(XXXは100〜254の数字)
- ゲートウェイ:192.168.1.1(ルーターのIPアドレス)
- ネットワークプレフィックス長:24
- DNS 1:8.8.8.8
- DNS 2:8.8.4.4
- 「保存」をタップ
※IPアドレスの設定値は、お使いのネットワーク環境によって異なります。分からない場合は、ルーターの設定画面で確認するか、プロバイダーに問い合わせてください。
3. 省電力モードの確認
Androidの省電力モードがONになっていると、バックグラウンドでのWi-Fi接続が制限されることがあります。
- 「設定」→「バッテリー」を開く
- 「省電力モード」または「バッテリーセーバー」をOFFにする
- Wi-Fi接続が安定するか確認
Windowsパソコンの詳細設定確認
1. ネットワークアダプターのリセット
Windowsでは、ネットワークアダプター(Wi-Fi接続を担当する部品)をリセットすることで問題が解決することがあります。
- スタートメニューを右クリック
- 「デバイスマネージャー」を選択
- 「ネットワークアダプター」を展開
- Wi-Fiアダプター(Intel Wireless、Realtek などの名前)を右クリック
- 「デバイスを無効にする」を選択
- 数秒待ってから、再度右クリックして「デバイスを有効にする」を選択
2. ネットワークドライバーの更新
Wi-Fiアダプターのドライバーが古い場合、接続に問題が起きることがあります。
- デバイスマネージャーを開く
- 「ネットワークアダプター」を展開
- Wi-Fiアダプターを右クリック
- 「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーを自動的に検索」を選択
3. ネットワークトラブルシューティングツールの実行
Windowsには、ネットワークの問題を自動で診断・修復するツールが搭載されています。
- 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」を開く
- 「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
- 「インターネット接続」の「実行」をクリック
- 画面の指示に従って診断を実行
4. TCP/IPのリセット
より深刻なネットワーク問題の場合、TCP/IP(インターネット通信の基本プロトコル)をリセットすることで解決することがあります。
- スタートメニューを右クリックして「Windows ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択
- 以下のコマンドを1行ずつ入力してEnterキーを押す:
netsh winsock reset netsh int ip reset ipconfig /release ipconfig /renew ipconfig /flushdns - パソコンを再起動
Macの詳細設定確認
1. Wi-Fi診断ツールの使用
Macには、Wi-Fiの問題を診断する専用ツールが搭載されています。
- Optionキーを押しながらメニューバーのWi-Fiアイコンをクリック
- 「”ワイヤレス診断”を開く」を選択
- 画面の指示に従って診断を実行
2. Wi-Fi設定ファイルの削除
Wi-Fiの設定ファイルが破損している場合、削除することで問題が解決することがあります。
- Finderを開く
- メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択
- 以下のパスを入力:
/Library/Preferences/SystemConfiguration/ - 以下のファイルをゴミ箱に移動(削除):
- com.apple.airport.preferences.plist
- com.apple.network.identification.plist
- com.apple.wifi.message-tracer.plist
- NetworkInterfaces.plist
- preferences.plist
- Macを再起動
※この操作を行うと、保存されているWi-Fiパスワードがすべて削除されます。再度パスワードの入力が必要になりますのでご注意ください。
【知っておきたい】Wi-Fiの基礎知識
Wi-Fiトラブルを理解するために、Wi-Fiの基本的な仕組みを知っておくと役立ちます。ここでは、初心者の方にも分かりやすく解説します。
Wi-Fiとは何か?
Wi-Fi(ワイファイ)は、ケーブルを使わずに無線でインターネットに接続する技術です。正式には「IEEE 802.11」という規格に基づいており、Wi-Fi Allianceという団体が認定した製品に「Wi-Fi」のロゴが付けられています。
Wi-Fiを使うことで、家の中のどこからでも、ケーブルを繋ぐことなくスマホやパソコンでインターネットを利用できます。
Wi-Fi接続の仕組み
Wi-Fiでインターネットに接続するまでには、いくつかの機器が関わっています。
- インターネット回線:プロバイダーから提供される回線(光ファイバーなど)
- ONU(光回線終端装置):光信号をデジタル信号に変換する装置
- Wi-Fiルーター:複数の機器でインターネットを共有し、無線で電波を飛ばす装置
- 端末(スマホ・パソコンなど):Wi-Fi電波を受信してインターネットに接続する機器
Wi-Fiが繋がらないとき、この流れのどこかに問題が発生しています。一台だけ繋がらない場合は、主に「端末」側に原因があることが多いです。
SSIDとパスワードについて
SSID(エスエスアイディー)とは、Wi-Fiネットワークの名前のことです。「Buffalo-G-XXXX」「IODATA-XXXX-5G」のような文字列で表示されます。
Wi-Fiに接続するときは、正しいSSIDを選択し、そのネットワークに設定されたパスワード(暗号化キー)を入力する必要があります。
SSIDとパスワードの確認方法:
- Wi-Fiルーター本体の側面や底面に貼られたラベル
- ルーターの付属品(説明書やカード)
- ルーターの管理画面(設定画面)
Wi-Fiの電波が届く範囲
Wi-Fiの電波が届く範囲は、ルーターの性能や周囲の環境によって異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです。
| 環境 | 電波が届く距離の目安 |
|---|---|
| 障害物がない屋内 | 約30〜50メートル |
| 壁1〜2枚を挟んだ屋内 | 約15〜30メートル |
| 鉄筋コンクリートの壁がある | 約5〜15メートル |
| 屋外(見通しのよい場所) | 約50〜100メートル |
電波は壁や床、家具などの障害物に当たると弱くなります。特に以下のものは電波を遮りやすいので注意が必要です。
- 鉄筋コンクリートの壁
- 金属製の家具や家電
- 水槽(水は電波を吸収しやすい)
- 電子レンジ(2.4GHz帯と干渉する)
Wi-Fiトラブルを予防するためのコツ
Wi-Fiが繋がらなくなるトラブルは、日頃からちょっとした工夫をすることで予防することができます。ここでは、Wi-Fiを快適に使い続けるためのコツをご紹介します。
1. ルーターの設置場所を最適化する
Wi-Fiルーターは、設置場所によって電波の届き具合が大きく変わります。
良い設置場所:
- 家の中央に近い場所
- 床から1〜2メートルの高さ(棚の上など)
- 壁や大きな家具から少し離れた場所
- 窓際ではなく、部屋の内側
避けたい設置場所:
- 床に直接置く
- テレビやオーディオ機器のすぐ近く
- 電子レンジの近く
- 金属製のラックの中
- 水槽の近く
2. 定期的にルーターを再起動する
Wi-Fiルーターは、長期間稼働し続けるとメモリの蓄積などで動作が不安定になることがあります。
月に1回程度、ルーターの電源を切って再起動することで、トラブルを予防できます。再起動のタイミングは、家族全員がインターネットを使っていない時間帯(深夜や早朝)がおすすめです。
3. ファームウェアを最新に保つ
Wi-Fiルーターにはファームウェアと呼ばれるソフトウェアが搭載されています。メーカーは定期的にファームウェアのアップデートを公開し、不具合の修正やセキュリティの強化を行っています。
ファームウェアを最新に保つことで、接続トラブルを予防し、セキュリティリスクを軽減できます。
アップデート方法:
- ルーターの管理画面にアクセス
- 「ファームウェア更新」「システム更新」などの項目を探す
- 新しいバージョンがあればアップデートを実行
※最近のルーターには、自動でファームウェアを更新する機能が搭載されているものもあります。
4. 接続機器を整理する
Wi-Fiに接続する機器が増えすぎると、通信が遅くなったり、接続が不安定になったりすることがあります。
定期的に接続機器を確認し、使っていない機器のWi-Fi接続をOFFにしましょう。
チェックすべき機器の例:
- 使っていない古いスマホやタブレット
- ゲスト用に設定したままのデバイス
- IoT機器(スマートスピーカー、スマート家電など)
5. パスワードは定期的に変更する
Wi-Fiのパスワードを長期間変更していないと、セキュリティ上のリスクがあります。また、知らない間にパスワードが漏れて、他人に使われている可能性もあります。
半年〜1年に1回程度、パスワードを変更することをおすすめします。変更後は、接続しているすべての機器で新しいパスワードを入力する必要があります。
おすすめWi-Fiルーター・関連機器
ルーターの買い替えや、電波環境の改善を検討している方のために、おすすめの製品をご紹介します。
Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
| チェックポイント | 確認内容 |
|---|---|
| 対応規格 | Wi-Fi 6(802.11ax)以上がおすすめ。速度と安定性に優れる |
| 同時接続台数 | 家族の人数×2〜3台を目安に選ぶ |
| 対応間取り | 製品パッケージに記載の間取りを参考に。余裕をもって選ぶ |
| アンテナ数 | アンテナが多いほど電波が安定しやすい |
| セキュリティ機能 | WPA3対応がおすすめ。最新のセキュリティ規格 |
利用シーン別おすすめルーター
一人暮らし・ワンルーム向け
コンパクトなエントリーモデルで十分です。設定が簡単で、価格も手頃なものがおすすめ。
選ぶ際のポイント:
- 同時接続台数:10台程度
- 対応間取り:1LDK程度
- 価格帯:3,000〜8,000円程度
ファミリー向け(3〜4人家族)
同時接続台数に余裕があり、複数の部屋をカバーできるスタンダードモデルがおすすめ。
選ぶ際のポイント:
- 同時接続台数:20〜30台
- 対応間取り:3LDK〜4LDK
- Wi-Fi 6対応
- 価格帯:8,000〜20,000円程度
広い家・戸建て向け
電波が届きにくい場合は、メッシュWi-Fiシステムの導入を検討しましょう。複数のユニットが連携して、家全体をカバーします。
選ぶ際のポイント:
- メッシュWi-Fi対応
- 同時接続台数:30台以上
- Wi-Fi 6以上対応
- 価格帯:20,000〜50,000円程度(複数ユニットセット)
Wi-Fi中継器について
Wi-Fi中継器は、ルーターからの電波を受信して再発信し、電波の届く範囲を広げる機器です。
ルーターを買い替えなくても、中継器を追加することで電波環境を改善できます。価格も比較的手頃(3,000〜10,000円程度)なので、「特定の部屋だけ電波が弱い」という場合におすすめです。
設置のコツ:
- ルーターと電波の届きにくい場所の中間に設置
- ルーターの電波が十分届く場所に設置(電波が弱い場所に置いても効果が薄い)
- コンセントの位置を考慮して設置場所を決める
専門家への相談窓口
自分で解決できない場合は、専門家に相談することをおすすめします。以下に、主な相談窓口をまとめました。
各メーカーのサポート窓口
Apple(iPhone・iPad・Mac)
- Apple サポート:https://support.apple.com/ja-jp
- 電話サポート:0120-277-535
主なWi-Fiルーターメーカー
- バッファロー:https://www.buffalo.jp/support/
- NEC(Aterm):https://www.aterm.jp/support/
- I-O DATA:https://www.iodata.jp/support/
- ELECOM:https://www.elecom.co.jp/support/
プロバイダー・回線事業者
回線自体に問題がある場合は、契約しているプロバイダーや回線事業者に問い合わせてください。契約書類や請求書に記載されているサポート窓口に連絡しましょう。
訪問サポートサービス
「自分では設定が難しい」「直接見てもらいたい」という場合は、訪問サポートサービスの利用を検討してみてください。
多くのプロバイダーや家電量販店が、有料の訪問サポートサービスを提供しています。専門のスタッフが自宅に来て、設定や問題解決をサポートしてくれます。
参考リンク・出典
- Apple サポート – iPhoneやiPadでWi-Fiに接続できない場合
- Android公式 – Android スマホが Wi-Fi につながらないときの対処方法
- I-O DATA – 特定の端末のみインターネット(Wi-Fi)につながらない場合
- NTTドコモ おうちネットプレス – 一台だけWi-Fiにつながらないときの対処法
- CLIP – 自分のスマホ・PC一台だけWi-Fiに繋がらない原因・対処法
最終更新日:2024年12月


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