【図解】バッファロールーター再起動のやり方|電源抜き差しと管理画面の2つの方法
「急にWi-Fiが繋がらなくなった」「インターネットの速度が遅い」こんな経験、ありますよね。バッファロー製のWi-Fiルーターを使っている方なら、こうしたトラブルは珍しくありません。
実は、多くの場合、ルーターを再起動するだけで問題が解決することが多いんです。でも、「再起動ってどうやるの?」「電源を切るだけでいいの?」と不安になる方も多いはず。
この記事では、バッファロールーターの再起動方法を、初心者の方でも安心して実践できるように、図解付きでわかりやすく解説します。電源を抜き差しする基本的な方法から、管理画面を使った方法、さらには再起動時の注意点まで、すべてカバーしています。
記事を読み終わる頃には、自信を持ってルーターの再起動ができるようになり、快適なインターネット環境を取り戻せるはずです。それでは、さっそく始めましょう。
バッファロールーター再起動の基礎知識
再起動の手順に入る前に、まず「再起動とは何か」「どんなときに必要なのか」といった基礎知識を押さえておきましょう。これを理解しておくことで、より効果的に再起動を活用できます。
再起動とは?リセット(初期化)との違い
「再起動」と「リセット」は似ているようで、実は全く違う操作です。ここを混同してしまうと、大変なことになってしまうので、しっかり区別しておきましょう。
再起動は、ルーターの電源を一度切って、もう一度入れ直す操作のことです。パソコンやスマートフォンを再起動するのと同じで、システムを立ち上げ直すことで、一時的な不具合を解消できます。重要なのは、設定内容はそのまま保持されるという点です。Wi-Fiのパスワードやインターネット接続の設定などは消えないので、安心して実行できます。
一方、リセット(初期化)は、ルーターを工場出荷時の状態に戻す操作です。すべての設定が消去されてしまうため、再度インターネット接続の設定やWi-Fiパスワードの設定などをやり直す必要があります。リセットは、本体背面などにある小さな「RESET」ボタンを5秒以上長押しすることで実行されます。
つまり、通常のインターネット接続トラブルなら「再起動」で十分です。リセットは最終手段として考えておきましょう。
再起動が必要な症状・サイン
では、どんなときにルーターの再起動が必要なのでしょうか。以下のような症状が出たら、再起動を試してみるタイミングです。
インターネット接続の不具合
- Wi-Fiマークは表示されているのに、インターネットに繋がらない
- 「インターネット接続なし」というメッセージが表示される
- ウェブページが開かない、または非常に遅い
- 動画が途中で止まってしまう
通信速度の低下
- 以前は快適だったのに、最近極端に遅くなった
- ファイルのダウンロードに異常に時間がかかる
- オンライン会議で映像や音声が途切れる
- スマホでSNSの画像表示が遅い
接続の不安定さ
- Wi-Fi接続が頻繁に切れる
- 部屋を移動すると接続が途切れる
- 一度接続が切れると、なかなか再接続できない
- 接続できる端末とできない端末がある
ルーター本体の異常
- ルーターが異常に熱くなっている
- ランプが普段と違う点灯・点滅をしている
- 長期間(1ヶ月以上)電源を入れっぱなしにしている
こういった症状が出たら、「もしかしてルーターの調子が悪いのかな?」と考えて、まず再起動を試してみましょう。多くの場合、これだけで問題が解決します。
再起動で解決できる問題
再起動がなぜ効果的なのか、不思議に思いませんか?実は、ルーターは小さなコンピュータのようなものなんです。長時間動作し続けることで、さまざまな問題が蓄積していきます。
メモリの解放
ルーターは動作中、メモリ(一時的な記憶領域)に様々な情報を保存しています。接続した端末の情報、通信のログ、一時的なデータなどです。これらが溜まりすぎると、メモリが不足して動作が遅くなったり、不安定になったりします。再起動すると、このメモリがクリアされ、リフレッシュされた状態になるんですね。
熱暴走の解消
ルーターは24時間365日稼働していることが多いですよね。そうすると、内部に熱が溜まってきます。電子機器は熱に弱いので、高温状態が続くと処理能力が低下したり、エラーが発生しやすくなったりします。再起動で一旦電源を切ることで、本体を冷却し、正常な温度に戻すことができます。
一時的なエラーのクリア
ルーターのソフトウェア(ファームウェア)は、複雑なプログラムで動いています。長時間動作していると、プログラム内部で小さなエラーが発生することがあります。これが積み重なると、接続が不安定になったり、速度が低下したりします。再起動することで、これらのエラーがリセットされ、クリーンな状態から動作を開始できます。
IPアドレスの再取得
インターネットに接続するには、IPアドレスという「住所」のようなものが必要です。ルーターはプロバイダーからこのIPアドレスを取得しますが、何らかの理由で正しく取得できていない場合があります。再起動すると、IPアドレスを新たに取得し直すため、接続問題が解決することがあります。
Wi-Fiチャンネルの最適化
Wi-Fiは「チャンネル」と呼ばれる周波数帯を使って通信しています。周囲に多くのWi-Fiルーターがあると、同じチャンネルを使っている機器同士で電波干渉が起きて、速度が低下します。多くのルーターは再起動時に、自動的に空いているチャンネルを探して切り替えてくれるので、干渉が減って速度が改善することがあります。
再起動の効果とメリット
再起動のメリットは、問題解決だけではありません。定期的に再起動することで、様々な恩恵を受けられます。
通信の安定性向上
定期的に再起動することで、メモリやキャッシュがクリアされ、常に安定した通信環境を維持できます。「最近ネットが不安定だな」と感じる前に、予防的に再起動するのも良い方法です。
セキュリティの向上
ファームウェアの更新は通常、再起動時に適用されます。定期的に再起動することで、最新のセキュリティパッチが確実に適用され、脆弱性から守られます。
機器の長寿命化
人間だって、休みなく働き続けたら疲れますよね。ルーターも同じです。定期的に再起動して「休憩」させることで、内部の電子部品への負担が減り、機器の寿命を延ばすことができます。
トラブル対応の時間短縮
問題が発生してから慌てて調べるより、普段から再起動に慣れておけば、いざというときスムーズに対応できます。手順を覚えておけば、5分もあれば再起動は完了しますからね。
バッファロー公式サポートページでも、接続トラブルの第一解決策として再起動が推奨されています。それだけ効果的で、安全な方法なんですね。
【基本】電源抜き差しによる再起動のやり方
それでは、実際の再起動手順に入りましょう。まずは最も基本的で簡単な方法、「電源抜き差しによる再起動」を解説します。
この方法は特別なツールも知識も必要なく、誰でもすぐに実行できます。管理画面にログインする必要もないので、パソコンやスマホの操作が苦手な方でも安心です。
事前準備と確認事項
再起動を始める前に、いくつか確認しておきたいことがあります。
現在の時刻を確認
再起動中はインターネットが使えなくなります。オンライン会議中や、重要なダウンロード中ではないか確認しましょう。また、家族が動画を見ていたり、オンラインゲームをしていたりしないかも確認してください。
接続機器の配置確認
インターネット環境には、一般的に以下の機器があります。
- モデム(回線終端装置、ONU):壁から来る回線とルーターをつなぐ機器。プロバイダーから提供されることが多い
- Wi-Fiルーター:バッファロー製の、今回再起動する機器
- パソコンやスマホ:インターネットに接続する端末
自宅の配線がどうなっているか、一度確認しておきましょう。特に、「モデムがあるかどうか」は重要です。
ランプの状態をメモ
再起動前のランプの状態(どのランプが点灯・点滅しているか)をスマホで写真に撮っておくと便利です。再起動後と比較できますからね。
タイマーやストップウォッチを準備
再起動には「待機時間」が必要です。スマホのタイマー機能を準備しておくと、正確に時間を計れます。
ステップ1:モデムの電源を切る(モデムがある場合)
まず、モデムがある場合は、モデムの電源から切ります。モデムがない場合は、このステップは飛ばして、次の「ステップ2:ルーターの電源を切る」に進んでください。
モデムの電源を切る方法は、ACアダプター(電源プラグ)をコンセントから抜くだけです。
注意点
- 電源ボタンがある機種もありますが、確実なのはACアダプターを抜く方法です
- LANケーブルは抜かないでください。電源だけを切ります
- プラグを抜くときは、コード部分を引っ張らず、プラグ本体を持って引き抜きましょう
ステップ2:ルーターの電源を切る
次に、バッファロールーターの電源を切ります。モデムと同じく、ACアダプターをコンセントから抜きます。
重要な注意点:連続点滅時は絶対に電源を切らない
ここで非常に重要な注意点があります。ルーターのPOWER/DIAGランプが連続点滅している場合は、絶対に電源を切らないでください。
- 緑色の連続点滅:システム起動中
- 橙色(オレンジ色)の連続点滅:ファームウェア更新中、または設定保存・初期化中
この状態で電源を切ると、ルーターが故障してしまう可能性があります。必ず点滅が止まって、安定した点灯状態になるまで待ちましょう。通常、数十秒から数分で点灯に変わります。
ランプが安定したら、ルーター本体のACアダプターをコンセントから抜きます。ルーター本体側のプラグを抜いても、コンセント側のアダプターを抜いても、どちらでも構いません。ただし、間違えて他の機器の電源を抜かないよう注意してください。
ステップ3:30秒〜1分待機する
モデムとルーターの電源を切ったら、すぐに電源を入れ直したくなりますが、ここでちょっと待ちましょう。30秒から1分程度、何もせずに待機します。
なぜ待機時間が必要なのか?
電源を切っても、ルーター内部のコンデンサ(電気を蓄える部品)には、まだ少し電気が残っています。この電気が完全に放電されないと、メモリが完全にクリアされず、再起動の効果が薄れてしまいます。30秒から1分待つことで、内部の電気が完全に放電され、真っさらな状態から起動できるんですね。
また、プロバイダー側のシステムが、ルーターの切断を認識するのにも少し時間がかかります。十分な待機時間を取ることで、再接続時にスムーズに認識されやすくなります。
この間、スマホのタイマーをセットしてのんびり待ちましょう。急いでも良いことはありません。
ステップ4:モデムの電源を入れる(モデムがある場合)
1分経ったら、まずモデムの電源から入れます。ACアダプターをコンセントに差し込みましょう。
なぜモデムから先に電源を入れるのか?
これには重要な理由があります。インターネットへの接続は、「壁→モデム→ルーター→端末」という順序で確立されます。モデムが先にインターネット回線と接続を確立してから、ルーターがモデムと接続する必要があるんですね。
もしルーターを先に起動してしまうと、ルーターが「モデムがまだ準備できていない」と判断して、正しく接続できない場合があります。必ずモデムから起動しましょう。
モデムの起動を待つ
モデムの電源を入れたら、モデムが完全に起動するまで待ちます。目安は1〜2分です。モデムにランプがある場合は、以下のような状態になったら起動完了です。
- POWERランプが緑色に点灯
- INTERNETランプ(またはONLINEランプ)が緑色に点灯
- すべてのランプが安定した点灯状態になっている
モデムの機種によってランプの名称や数は異なりますが、基本的には「点滅が終わって安定点灯になる」のが起動完了のサインです。
ステップ5:ルーターの電源を入れる
モデムが完全に起動したら、次にルーターの電源を入れます。ACアダプターをコンセントに差し込みましょう。
プラグの差し込み方に注意
プラグは、コネクターに対して真っすぐに、奥までしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込むと、以下のような問題が起きる可能性があります。
- 接触不良で電源が不安定になる
- プラグとコンセントの隙間にホコリが入り込み、トラッキング現象(発熱・発火)を起こす危険がある
- ちょっとした振動で抜けてしまい、突然ネットが使えなくなる
安全のためにも、確実に差し込むようにしましょう。
再起動完了の確認方法(ランプの見方)
ルーターの電源を入れたら、起動プロセスが始まります。起動には1〜3分程度かかります。この間、ルーターのランプが様々な状態に変化しますが、焦らず待ちましょう。
起動プロセスの流れ
- POWER/DIAGランプが緑色に点滅:システム起動中です。この段階では、まだ何もできません。
- 各ランプが順次点灯し始める:Wi-Fiランプ、INTERNETランプなどが点灯し始めます。
- すべてのランプが安定した点灯になる:起動完了です!
正常な起動完了状態
機種によって多少異なりますが、一般的なバッファロールーターの正常なランプ状態は以下の通りです。
- POWERランプ:緑色に点灯
- INTERNETランプ:緑色に点灯(インターネットに接続している状態)
- Wi-Fiランプ(2.4GHz):緑色に点灯(Wi-Fi機能が動作している状態)
- Wi-Fiランプ(5GHz):緑色に点灯(5GHz帯のWi-Fiが動作している状態)
節電機能について
バッファロールーターには「節電機能」があり、これが有効になっていると、POWERランプ以外のランプが消灯することがあります。この場合、ランプが点灯していなくても正常に動作しているので安心してください。実際にスマホやパソコンでWi-Fi接続を試して、接続できれば問題ありません。
インターネット接続の確認
ランプの状態が正常になったら、実際にインターネットに接続できるか確認しましょう。
- スマホやパソコンのWi-Fi設定画面を開く
- バッファロールーターのSSID(ネットワーク名)が表示されているか確認
- 表示されていれば、タップして接続
- ブラウザを開いて、任意のウェブサイト(例:Yahoo! JAPANやGoogleなど)にアクセスしてみる
- ページが正常に表示されれば、再起動成功です!
お疲れさまでした!これで電源抜き差しによる再起動は完了です。多くの場合、この方法で接続トラブルは解決します。
【応用】管理画面から再起動する方法
電源抜き差しによる再起動は簡単で確実ですが、もう一つの方法として「管理画面から再起動する方法」もあります。
この方法は、ルーターの設定画面にアクセスして、ソフトウェア的に再起動を実行する方法です。電源を抜かなくても再起動できるので、ルーターが手の届きにくい場所にある場合や、より丁寧に再起動したい場合に便利です。
管理画面にログインする手順
まず、ルーターの管理画面にアクセスする必要があります。パソコンでもスマホでも、どちらでも可能です。
パソコンでログインする場合
- ルーターにWi-Fiまたは有線LANで接続した状態にする
- ブラウザ(Chrome、Edge、Safariなど)を開く
- アドレスバーに以下のいずれかを入力してEnterキーを押す
http://192.168.11.1- または
http://192.168.12.1
- ユーザー名とパスワードを入力してログイン
- 初期設定の場合:ユーザー名「admin」、パスワード「password」
- 変更している場合:設定したユーザー名とパスワード
スマホ(StationRadar)でログインする場合
バッファローの専用アプリ「StationRadar」を使うと、より簡単にログインできます。
- App StoreまたはGoogle Playで「StationRadar」を検索してインストール
- アプリを起動
- ルーターが自動的に検出されるので、タップ
- ユーザー名とパスワードを入力してログイン
ログインできない場合
もしログインできない場合は、以下を確認してください。
- ルーターに正しく接続されているか(Wi-Fiマークが表示されているか)
- IPアドレスが正しいか(機種によって192.168.11.1または192.168.12.1)
- パスワードを変更していないか(初期値はadmin/password)
- ブラウザのアドレスバーに入力しているか(検索ボックスではない)
再起動ボタンの場所と操作方法
管理画面にログインできたら、再起動ボタンを探しましょう。機種によって画面デザインは多少異なりますが、基本的な場所は同じです。
- 管理画面のトップページが表示される
- 画面の右上あたりに「設定」や「詳細設定」というメニューがある
- その中の「管理」または「システム」というメニューをクリック
- 「再起動」という項目を見つける
- 「再起動」ボタンをクリック
- 確認画面が表示されるので、「OK」または「はい」をクリック
再起動が始まると、管理画面との接続が切れます。これは正常な動作なので、慌てないでください。
再起動の進行
再起動ボタンを押すと、ルーターが自動的に以下の手順で再起動します。
- 現在の設定を保存
- すべての接続を切断
- システムをシャットダウン
- 数秒待機
- システムを再起動
- 設定を読み込み
- 各機能を初期化
- インターネット接続を確立
このプロセスには2〜3分かかります。この間、Wi-Fiは使えなくなるので、他のことをして待ちましょう。
再起動完了の確認
2〜3分経ったら、再度管理画面にアクセスしてみましょう。ログイン画面が表示されれば、再起動が完了しています。また、スマホやパソコンでインターネット接続を試して、正常に繋がればOKです。
管理画面での再起動のメリット
管理画面からの再起動には、いくつかメリットがあります。
設定の安全な保存
電源を物理的に切る方法では、極めて稀ですが、設定保存中に電源が切れてしまうリスクがあります。管理画面からの再起動なら、システムが自動的に設定を保存してから再起動するので、より安全です。
遠隔操作が可能
もし外出先から自宅のルーターを再起動したい場合(リモートアクセスを設定している場合)、管理画面からなら可能です。物理的に電源を抜くことはできませんからね。
手の届きにくい場所でも対応可能
ルーターが高い場所や、家具の裏など、手の届きにくい場所に設置されている場合、わざわざ脚立を出してこなくても、座ったまま再起動できます。
ログの確認が可能
管理画面では、再起動前にシステムログを確認できる場合があります。エラーが頻発している場合など、詳しい原因を知りたいときに便利です。
ただし、管理画面からの再起動は、ログイン情報を覚えている必要がある、操作に慣れが必要といったデメリットもあります。状況に応じて、電源抜き差しと使い分けるのが良いでしょう。
再起動時の重要な注意点
ここまで再起動の手順を説明してきましたが、実行する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。これらを守らないと、ルーターの故障や設定の消失につながる可能性もあるので、しっかり押さえておきましょう。
絶対にやってはいけないこと(連続点滅時の電源切断)
再起動で最も重要な注意点が、「ランプが連続点滅しているときは、絶対に電源を切らない」ということです。これは何度も強調しておきます。
なぜ連続点滅時に電源を切ってはいけないのか?
橙色の連続点滅の場合
橙色(オレンジ色)に連続点滅しているときは、主に以下の作業中です。
- ファームウェアの更新中
- 設定の保存中
- 初期化処理中
これらの処理中に電源を切ると、ファームウェアが中途半端な状態になり、ルーターが起動しなくなる可能性があります。いわゆる「文鎮化」という状態ですね。こうなると、メーカー修理が必要になってしまいます。
緑色の連続点滅の場合
緑色に連続点滅しているときは、システム起動中です。この段階で電源を切ると、起動プロセスが中断され、次回起動時にエラーが発生する可能性があります。
対処法
もし連続点滅している場合は、焦らず以下のように対応しましょう。
- そのまま何もせずに待つ(通常は数十秒〜数分で終わる)
- 10分以上点滅が続く場合は、バッファロー公式サポートに問い合わせる
- 絶対に、途中で電源を切らない
電源プラグの正しい抜き方・差し方
電源プラグの取り扱いも、意外と重要なポイントです。
正しい抜き方
- プラグ本体を持って抜く:コード部分を引っ張ると、内部の配線が断線する可能性があります
- 真っすぐに引き抜く:斜めに引っ張ると、コンセントやプラグの端子が変形する可能性があります
- ゆっくり抜く:勢いよく抜くと、プラグが手から滑って落ちたり、近くの物にぶつかったりする危険があります
正しい差し方
- 奥までしっかり差し込む:中途半端だと接触不良や発熱の原因になります
- 真っすぐに差し込む:斜めに差すと、端子が曲がったり傷ついたりします
- 差し込んだ後、軽く引っ張って確認:しっかり差さっているか確認しましょう
コンセント側の注意点
コンセントの状態も確認しましょう。
- コンセントが緩んでいないか(グラグラしていないか)
- コンセント周辺にホコリが溜まっていないか
- タコ足配線になっていないか(できれば壁のコンセントに直接差す)
- コンセントの差し込み口が焦げていないか
特にホコリは要注意です。プラグとコンセントの隙間にホコリが溜まると、湿気を含んだときに電気が流れ(トラッキング現象)、発火する危険があります。定期的に掃除しましょう。
モデムとルーターの再起動順序が重要な理由
先ほども触れましたが、モデムとルーターを再起動する順序は非常に重要です。正しい順序をもう一度確認しておきましょう。
電源を切る順序
- モデムの電源を切る
- ルーターの電源を切る
電源を入れる順序
- モデムの電源を入れる
- モデムが完全に起動するまで待つ(1〜2分)
- ルーターの電源を入れる
なぜこの順序なのか?
インターネット接続は、階層的な構造になっています。
モデムは、インターネット(プロバイダー側)と直接通信します。ルーターは、モデムを通じてインターネットに接続します。つまり、モデムが先に「インターネットと接続できる状態」になっていないと、ルーターは接続先を見つけられないんですね。
もしルーターを先に起動してしまうと、ルーターが「モデムがいない!」と判断して、接続を諦めてしまう場合があります。その後、モデムを起動しても、ルーターは再度接続を試みないことがあり、結局インターネットに繋がらない、という状態になってしまいます。
順序を守って再起動すれば、このような問題は起きません。
待機時間が必要な理由
「30秒〜1分待つ」「モデムの起動を待つ」といった待機時間は、面倒に感じるかもしれませんが、ちゃんと意味があります。
内部電荷の完全放電
電源を切っても、ルーター内部のコンデンサには電荷(電気)が残っています。この電荷が残ったまま再起動すると、メモリが完全にクリアされず、一時的なエラーやキャッシュがそのまま残ってしまいます。30秒〜1分待つことで、完全に放電され、真っさらな状態から起動できます。
プロバイダー側の認識更新
プロバイダー側のシステムも、ルーターの切断を認識するのに時間がかかります。すぐに再接続すると、プロバイダー側が「まだ接続中」と判断してしまい、新しい接続を拒否する場合があります。待機時間を取ることで、プロバイダー側も「切断された」と認識し、再接続をスムーズに受け入れてくれます。
モデムの起動完了待ち
モデムは、起動時にプロバイダーとの認証を行ったり、IPアドレスを取得したりします。これには時間がかかります。モデムが完全に準備できていない状態でルーターを起動すると、ルーターは接続に失敗してしまいます。
急いで再起動しても、結局うまくいかずに、やり直すことになったら、逆に時間の無駄ですよね。最初から待機時間をしっかり取る方が、確実で効率的です。
ランプの状態と意味を理解する
ルーターのランプは、ルーターの状態を教えてくれる「信号」のようなものです。ランプの意味を理解しておけば、トラブルの原因を素早く特定できます。
バッファロールーターの主要なランプと、その意味を詳しく見ていきましょう。
POWERランプの見方
POWERランプ(または「POWER/DIAG」ランプ)は、ルーターの電源状態とシステムの動作状態を示します。
| ランプの状態 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| 緑色に点灯 | 正常に動作中 | 問題なし |
| 緑色に点滅 | システム起動中、またはファームウェア更新中 | 点滅が止まるまで待つ(通常1〜2分) |
| 橙色に点灯 | インターネット接続に問題がある、または設定モードになっている | インターネット接続を確認、必要なら再起動 |
| 橙色に点滅 | ファームウェア更新中、設定保存中、または初期化中 | 絶対に電源を切らない! 点滅が止まるまで待つ |
| 赤色に点灯または点滅 | システムエラー、またはハードウェア故障の可能性 | 再起動を試す。改善しない場合はサポートに問い合わせ |
| 消灯 | 電源が入っていない | 電源ケーブルの接続を確認 |
INTERNETランプの見方
INTERNETランプ(または「Iランプ」)は、インターネット回線との接続状態を示します。このランプが正常に点灯していないと、インターネットに接続できません。
| ランプの状態 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| 緑色に点灯 | インターネットに正常に接続中 | 問題なし |
| 緑色に点滅 | インターネット接続を確立中、またはデータ通信中 | 通常は正常。点滅が続く場合は接続確認 |
| 橙色に点灯 | PPPoE認証に失敗している | プロバイダーのユーザー名・パスワードを確認。再起動を試す |
| 橙色に点滅 | DHCPでのIPアドレス取得に失敗している | モデムとルーターを両方再起動。配線を確認 |
| 消灯 | インターネット回線に接続していない | LANケーブルの接続を確認。モデムの状態を確認 |
INTERNETランプがつかない場合のチェックポイント
- モデムとルーターを接続するLANケーブルが、ルーターの「INTERNET」ポート(青色のことが多い)に差さっているか
- LANケーブルがしっかり奥まで差し込まれているか
- LANケーブルが断線していないか(別のケーブルで試す)
- モデムのランプが正常に点灯しているか
- プロバイダー料金の未払いがないか
Wi-Fiランプの見方
Wi-Fiランプは、無線LAN機能の動作状態を示します。多くのバッファロールーターには、「2.4GHz」と「5GHz」の2つのWi-Fiランプがあります。
| ランプの状態 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| 緑色に点灯 | Wi-Fi機能が正常に動作中 | 問題なし |
| 緑色に点滅 | データ通信中、またはWPS接続中 | 通常は正常。WPS接続していないのに点滅し続ける場合は再起動 |
| 消灯 | Wi-Fi機能がオフになっている、または節電機能が有効 | 本体のWi-Fiボタンを押して有効化。節電機能の場合は問題なし |
2.4GHzと5GHzの違い
- 2.4GHz帯:障害物に強く、遠くまで届くが、速度は遅め。電子レンジなどの干渉を受けやすい
- 5GHz帯:高速通信が可能で、干渉に強いが、障害物に弱く、距離が離れると弱くなりやすい
どちらか一方のランプだけが消灯している場合は、その周波数帯が無効になっているか、故障している可能性があります。管理画面で設定を確認しましょう。
ランプ状態別のトラブル診断
ここまで見てきたランプの情報を元に、よくあるトラブルパターンと診断方法をまとめます。
パターン1:POWERランプのみ点灯、他は消灯
- 原因:節電機能が有効になっている、またはWi-Fi機能がオフ
- 確認方法:スマホでWi-Fiを探してみる。見つかれば節電機能による正常な状態
- 対処:問題なし。Wi-Fi機能がオフの場合は、本体のWi-Fiボタンで有効化
パターン2:INTERNETランプが橙色または消灯
- 原因:インターネット回線との接続に問題がある
- 確認方法:モデムのランプ状態を確認、LANケーブルの接続を確認
- 対処:モデムとルーターを両方再起動。それでも改善しない場合は、プロバイダーに問い合わせ
パターン3:すべてのランプが点滅し続ける
- 原因:ファームウェア更新中、または起動プロセスでエラーが発生
- 確認方法:5〜10分待ってみる
- 対処:10分以上続く場合は、バッファロー公式サポートに問い合わせ
パターン4:POWERランプが赤色
- 原因:システムエラー、またはハードウェア故障の可能性
- 確認方法:再起動してみる
- 対処:再起動しても赤色のままなら、初期化を試す。それでもダメなら故障の可能性が高いので、サポートに問い合わせ
ランプは、ルーターからのメッセージです。慣れれば、ランプを見ただけで「あ、これは接続の問題だな」「ファームウェア更新中か」とわかるようになります。普段から自宅のルーターのランプ状態を観察しておくと、いざというとき役立ちますよ。
再起動しても改善しない場合の対処法
再起動は多くのトラブルを解決してくれますが、それでも改善しない場合もあります。そんなときは、以下の対処法を試してみましょう。
配線・接続を確認する
意外と見落としがちなのが、物理的な配線の問題です。再起動しても改善しない場合は、まず配線を一つずつ確認しましょう。
確認すべきポイント
- モデムとルーターを接続するLANケーブル
- ルーターの「INTERNET」ポート(通常は青色)に差さっているか
- ケーブルが奥までしっかり差し込まれているか(カチッと音がするまで)
- ケーブルが折れ曲がったり、圧迫されたりしていないか
- ケーブルが古くなっていないか(5年以上使っている場合は交換を検討)
- モデムの配線
- 壁からモデムへの回線ケーブルがしっかり接続されているか
- モデムの電源は入っているか
- モデムのランプが正常に点灯しているか
- 電源周り
- ACアダプターがコンセントにしっかり差し込まれているか
- タコ足配線になっていないか(できれば壁のコンセントに直接)
- 延長コードのスイッチがONになっているか
ケーブルの差し直し手順
配線を確認したら、念のためすべてのケーブルを一度抜いて、差し直してみましょう。半差しになっていた場合など、これだけで解決することもあります。
- すべての機器の電源を切る(モデム、ルーター)
- すべてのLANケーブルを抜く
- ケーブルの端子部分にホコリがないか確認、あれば柔らかい布で拭く
- ケーブルを奥までしっかり差し込む(カチッと音がするまで)
- モデムの電源を入れる
- 1〜2分待つ
- ルーターの電源を入れる
- 接続を確認
ルーターの動作モード確認(AUTO/ROUTER/AP)
バッファロールーターには、「動作モード」という設定があります。これが適切でないと、インターネットに接続できないことがあります。
3つの動作モード
- AUTO(自動)モード:ルーターが自動的に環境を判断して、適切なモードを選択
- ROUTER(ルーター)モード:ルーター機能を有効にして動作
- AP(アクセスポイント/ブリッジ)モード:ルーター機能を無効にして、単なるWi-Fiアクセスポイントとして動作
どのモードを使うべきか?
- モデムにルーター機能がない場合:ROUTERモードを使う
- モデムにルーター機能がある場合:APモードを使う(二重ルーター状態を避けるため)
- よくわからない場合:AUTOモードを使う
モデムにルーター機能があるかどうかの見分け方
- モデムに「PPPランプ」がある → ルーター機能あり
- モデムにLANポートが複数ある(3〜4個以上) → ルーター機能ありの可能性が高い
- プロバイダーから提供された機器に「ルーター」という記載がある → ルーター機能あり
判断が難しい場合は、プロバイダーや回線業者に問い合わせるのが確実です。
動作モードの確認・変更方法
ルーター背面に、小さな切り替えスイッチがあります。これで動作モードを変更できます。
- ルーターの電源を切る
- 背面のスイッチを確認(AUTO / ROUTER / AP / BRIDGE などの表記)
- 適切なモードに切り替える
- 電源を入れる
- 2〜3分待って、接続を確認
AUTOモードの問題
AUTOモードは便利ですが、稀に誤判定することがあります。特に、ルーターの起動が早すぎて、モデムの準備ができる前に判定してしまうと、間違ったモードを選んでしまいます。
AUTOモードで接続が不安定な場合は、MANUALモード(ROUTERまたはAP)に固定することで改善することがあります。バッファロー公式サポートページでも、この対処法が推奨されています。
ファームウェアの更新
ファームウェアとは、ルーター内部で動作するソフトウェアのことです。ファームウェアが古いままだと、新しい端末に対応できなかったり、セキュリティに脆弱性があったり、動作が不安定だったりします。
定期的にファームウェアを更新することで、これらの問題を解決できます。
ファームウェア更新の方法
バッファロールーターのファームウェア更新は、インターネットに接続できる状態なら、管理画面から簡単に実行できます。
- 管理画面にログイン(
http://192.168.11.1など) - 「管理」または「システム」メニューを開く
- 「ファームウェア更新」または「ファームウェア」を選択
- 「更新の確認」ボタンをクリック
- 新しいファームウェアがある場合、「更新」ボタンが表示されるのでクリック
- 更新が始まる(5〜10分かかる。この間、電源を切らない!)
- 更新完了後、自動的に再起動される
ファームウェア更新時の注意点
- 更新中は絶対に電源を切らない:ルーターが故障します
- 更新中はインターネットが使えない:家族に事前に伝えておきましょう
- 有線LAN接続での更新を推奨:Wi-Fi接続で更新すると、接続が切れた場合に失敗します
- 自動更新機能を有効に:管理画面で自動更新を有効にしておくと、深夜に自動で更新してくれます
ファームウェア更新は、トラブル対処だけでなく、予防的なメンテナンスとしても重要です。数ヶ月に一度は更新を確認する習慣をつけると良いでしょう。
プロバイダー障害の確認方法
ルーター側に問題がなくても、プロバイダー(インターネット提供会社)側で障害が発生している場合があります。この場合、いくらルーターを再起動しても改善しません。
プロバイダー障害の確認方法
- スマホのモバイル回線で確認
- Wi-FiをOFFにして、モバイル回線(4G/5G)に切り替える
- プロバイダーの公式サイトにアクセス
- 「障害情報」や「メンテナンス情報」のページを確認
- SNSで確認
- Twitterなどで「[プロバイダー名] 障害」「[プロバイダー名] 繋がらない」で検索
- 同じ症状の人が多数いれば、プロバイダー側の障害の可能性が高い
- サポートに電話
- プロバイダーのサポート窓口に電話して確認
- 自動音声案内で障害情報を流していることもある
主要プロバイダーの障害情報ページ
- OCN:公式サイトの「障害・メンテナンス情報」
- BIGLOBE:公式サイトの「障害・メンテナンス情報」
- ぷらら:公式サイトの「障害・メンテナンス情報」
- So-net:公式サイトの「障害情報」
- @nifty:公式サイトの「障害情報・メンテナンス予定」
プロバイダー障害の場合は、復旧を待つしかありません。焦らず、スマホのモバイル回線で時間を潰しましょう。
料金未払いの確認
意外と見落としがちなのが、料金の未払いです。プロバイダーやインターネット回線の料金が未払いの場合、サービスが停止されることがあります。
- クレジットカードの有効期限切れ
- 口座残高不足
- 料金プランの変更手続き漏れ
これらに心当たりがある場合は、プロバイダーや回線業者に連絡して、料金状況を確認しましょう。
バッファロー公式サポートへの問い合わせ
ここまでの対処法を試しても改善しない場合は、ルーター本体の故障や、より専門的な設定の問題である可能性があります。そんなときは、バッファロー公式サポートに問い合わせましょう。
問い合わせ前の準備
- ルーターの型番を確認(本体の裏面や側面に記載。例:WSR-6000AX8P)
- 購入時期(保証期間内かどうか)
- 症状の詳細(いつから、どんな症状か)
- 試した対処法(再起動、配線確認など)
- ランプの状態(スマホで写真を撮っておく)
バッファロー公式サポートの連絡先
- 電話サポート:0570-086-086(ナビダイヤル)または050-3144-0322
- 受付時間:9:30〜19:00(年中無休)
- メールサポート:公式サイトの問い合わせフォームから
- 24時間受付、返信は1〜2営業日
- チャットサポート:公式サイトのチャットボット(一部機種対応)
- 簡単な質問ならすぐに回答
- FAQページ:https://www.buffalo.jp/support/faq/
- よくある質問とその回答が検索できる
電話サポートは混雑していることが多いので、メールやFAQページを先に確認するのがおすすめです。
定期的な再起動のススメ
ここまで、トラブル時の再起動について説明してきましたが、実は「定期的な再起動」も非常に効果的なんです。
推奨される再起動頻度
「どれくらいの頻度で再起動すればいいの?」という質問をよく受けますが、一般的には以下のような頻度が推奨されています。
通常の使用環境の場合
- 1ヶ月に1回:最低限の頻度
- 2週間に1回:推奨頻度
- 1週間に1回:理想的な頻度
ヘビーな使用環境の場合
以下に当てはまる場合は、より頻繁な再起動がおすすめです。
- 家族の人数が多い(接続端末が10台以上)
- 動画配信やオンラインゲームを頻繁に利用
- 在宅勤務でビデオ会議を毎日行う
- ルーターの設置場所の通気が悪い(熱がこもりやすい)
こういった環境では、週に1回、または数日に1回の再起動が効果的です。
再起動のタイミング
定期再起動は、以下のようなタイミングで行うと良いでしょう。
- 深夜(午前2〜5時頃):家族が寝ている時間
- 外出前:家を出る前に再起動しておけば、帰宅時には安定した状態に
- 毎週決まった曜日(例:日曜日の朝):習慣化しやすい
定期再起動の効果
定期的に再起動することで、様々な効果が期待できます。
トラブルの予防
問題が深刻化する前に、定期的にメモリをクリアし、一時的なエラーをリセットすることで、大きなトラブルを未然に防げます。「予防医学」のようなものですね。
通信速度の維持
長時間稼働していると、メモリの使用効率が低下し、通信速度が徐々に遅くなることがあります。定期再起動で、常に最適な速度を維持できます。
セキュリティの向上
ファームウェアの更新は、通常再起動時に完全に適用されます。定期的に再起動することで、最新のセキュリティパッチが確実に適用されます。
機器の長寿命化
電子機器は熱に弱いもの。定期的に再起動して本体を冷却することで、内部の電子部品の劣化を遅らせ、ルーターの寿命を延ばせます。ルーターの平均寿命は4〜5年と言われていますが、適切にメンテナンスすれば、もっと長く使えることもあります。
ストレスの軽減
「最近ネットが遅いな」「また繋がらなくなった」というストレスを、事前に予防できます。快適なインターネット環境は、生活の質の向上に直結します。
スケジュール再起動の方法(スマートプラグ活用)
「定期的に再起動したいけど、毎回手動でやるのは面倒」という方には、自動化がおすすめです。
スマートプラグを使った自動再起動
スマートプラグとは、コンセントに差し込んで使う、Wi-Fi対応の電源コントロール機器です。スマホアプリから電源のON/OFFを操作したり、スケジュール設定で自動的に電源を切ったり入れたりできます。
設定方法
- スマートプラグを購入(例:TP-Link、SwitchBot、Nature Remoなど、2,000〜3,000円程度)
- スマートプラグをコンセントに差す
- ルーターのACアダプターをスマートプラグに接続
- スマートプラグの専用アプリをスマホにインストール
- アプリでスケジュールを設定
- 例:毎週日曜日の午前3時に電源OFF、3時10分に電源ON
注意点
- スマートプラグ自体もWi-Fiが必要:ルーターの電源を切ると、スマートプラグのWi-Fi接続も切れます。そのため、スマートプラグの初期設定時に、スケジュールをしっかり設定しておく必要があります
- モデムも一緒に再起動したい場合:モデム用にももう一つスマートプラグが必要です。モデムを先にOFFにし、先にONにするようスケジュールを設定します
- 電源ボタンがある機種は注意:一部のルーターは、電源ボタンでONにする必要があります。その場合、スマートプラグだけでは自動起動できません
管理画面からのスケジュール再起動
残念ながら、バッファロールーターには標準でスケジュール再起動機能は搭載されていません。ただし、一部の上位機種では、サードパーティのファームウェア(DD-WRTなど)を導入することで、この機能を追加できる場合があります。ただし、これは上級者向けで、保証が無効になるリスクもあるので、おすすめはしません。
スマートプラグを使う方法が、最も簡単で確実です。
機種別の再起動方法
ここまで一般的な再起動方法を説明してきましたが、バッファロールーターには様々な機種があり、細かい手順が異なる場合があります。
代表的なシリーズ別に、特有の注意点を見ていきましょう。
WSRシリーズの再起動方法
WSRシリーズは、バッファローの主力シリーズで、家庭用としてよく使われています。
特徴
- 背面に動作モード切替スイッチ(AUTO / ROUTER / AP)がある
- POWERランプとDIAGランプが一体化した「POWER/DIAGランプ」がある
- Wi-Fiランプは2.4GHzと5GHzで別々になっている機種が多い
再起動手順
- 本体背面のACアダプター接続部からプラグを抜く(または、コンセントからACアダプターを抜く)
- 30秒〜1分待つ
- プラグを差し直す
- POWER/DIAGランプが緑色に点滅開始(起動中)
- 数十秒後、緑色に点灯(起動完了)
注意点
- AUTOモードで使用している場合、起動に時間がかかることがある(2〜3分)
- 節電機能が有効な場合、Wi-Fiランプは点灯しないが正常
WXRシリーズの再起動方法
WXRシリーズは、ハイエンドモデルで、高速通信や多数の端末接続に対応しています。
特徴
- 本体が大きく、アンテナが外付けの機種が多い
- ランプが多く、より詳細な状態表示ができる
- 一部機種には、本体に電源ボタンがある
再起動手順(電源ボタンなしの機種)
- ACアダプターをコンセントから抜く
- 1分待つ
- ACアダプターを差し直す
- 起動完了を待つ(1〜3分)
再起動手順(電源ボタンありの機種)
- 本体の電源ボタンを長押し(3〜5秒)して電源OFF
- POWERランプが消灯したことを確認
- 30秒〜1分待つ
- 電源ボタンを押して電源ON
- 起動完了を待つ
注意点
- ハイエンドモデルのため、起動に時間がかかる場合がある(3〜5分)
- トライバンド対応機種は、Wi-Fiランプが3つあるので、すべて点灯するまで待つ
AirStation connectシリーズの再起動方法
AirStation connectシリーズは、メッシュWi-Fi対応のモデルで、複数台を設置して広いエリアをカバーできます。
特徴
- 小型でデザイン性が高い
- ランプが少なく、シンプルな表示
- 専用アプリ「connect」で管理
再起動手順(物理的な方法)
- ACアダプターをコンセントから抜く
- 30秒〜1分待つ
- ACアダプターを差し直す
- 本体前面のランプが点灯→点滅→点灯と変化(起動完了)
再起動手順(アプリからの方法)
- スマホで「connect」アプリを開く
- ホーム画面で該当のルーターを選択
- 設定メニューを開く
- 「再起動」を選択
- 確認画面で「OK」をタップ
- 再起動が完了するまで待つ(2〜3分)
メッシュネットワークの場合の注意点
複数台のAirStation connectを設置している場合(メッシュWi-Fi構成)は、以下の順序で再起動します。
- 親機(モデムに接続されている機器)を再起動
- 親機の起動完了を待つ(3〜5分)
- 子機(中継機として使っている機器)を再起動
- すべての機器が起動完了するまで待つ
一度にすべて再起動すると、ネットワークが正しく構築されない場合があるので、順番に再起動するのがポイントです。
よくある質問と回答
ここまでの内容で、バッファロールーターの再起動についてはかなり詳しくなったはずです。最後に、よくある質問とその回答をまとめておきます。
再起動とリセットどちらを選ぶべき?
Q:再起動とリセット(初期化)、どっちをやればいいんですか?
A:基本的には再起動を選んでください。リセット(初期化)は、以下の場合のみ検討します。
- 再起動やファームウェア更新など、あらゆる対処法を試しても改善しない
- 管理画面のパスワードを忘れて、ログインできなくなった
- ルーターを誰かに譲渡する、または処分する前
- バッファロー公式サポートから初期化を勧められた
リセットすると、すべての設定(Wi-Fiパスワード、インターネット接続設定など)が消えてしまうので、最終手段として考えましょう。
再起動で設定は消えますか?
Q:再起動したら、Wi-Fiのパスワードとか設定って消えちゃいますか?
A:いいえ、消えません。再起動は、電源を一度切って入れ直すだけなので、設定はすべて保持されます。再起動後も、Wi-Fiパスワードやインターネット接続設定はそのままです。
設定が消えるのは、リセット(初期化)を実行した場合だけです。再起動とリセットを混同しないよう注意しましょう。
再起動の頻度はどれくらいが適切?
Q:どれくらいの頻度で再起動すればいいですか?毎日やった方がいいんでしょうか?
A:一般的には、2週間に1回から1ヶ月に1回が適切です。毎日やる必要はありません。
ただし、以下の場合は、もう少し頻繁に(週1回程度)再起動することをおすすめします。
- 接続端末が10台以上
- 動画配信やオンラインゲームのヘビーユーザー
- 在宅勤務で毎日ビデオ会議
- ルーターの設置場所の通気が悪い
定期的に再起動することで、トラブルを予防し、常に快適な通信環境を維持できます。
再起動中もWi-Fiは使えますか?
Q:再起動している間も、Wi-Fiって使えますか?
A:いいえ、使えません。再起動中はルーターの電源が切れているため、Wi-Fiも完全に停止します。
再起動には、電源を切ってから再度起動完了するまで、合計5〜10分程度かかります。この間は、インターネットもWi-Fiも使えないので、以下のような対策をしておくと良いでしょう。
- 家族に事前に伝えておく(オンライン会議やゲーム中でないか確認)
- 深夜や外出前など、影響の少ない時間帯に実行する
- 急ぎの作業がある場合は、スマホのモバイル回線を使う
モデムがない場合はどうすればいい?
Q:うちにはモデムがなくて、壁からルーターに直接LANケーブルで繋がっているんですが、再起動の手順は変わりますか?
A:モデムがない場合は、ルーターだけを再起動すればOKです。手順は以下の通りです。
- ルーターのACアダプターを抜く
- 30秒〜1分待つ
- ACアダプターを差し直す
- 起動完了を待つ(1〜3分)
- 接続を確認
マンションの各部屋にLAN端子が設置されているタイプや、一部の光回線(例:NURO光の一部プラン)では、モデムを使わず、壁から直接ルーターに接続する構成になっています。この場合、モデムのことは気にせず、ルーターだけを再起動してください。
まとめ:バッファロールーター再起動で快適なネット環境を
お疲れさまでした!バッファロールーターの再起動について、基礎から応用まで、たくさんのことを学んできましたね。最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
再起動の基本
- 再起動とリセット(初期化)は違う。再起動は設定を保持したまま、システムを立ち上げ直すだけ
- Wi-Fiが繋がらない、速度が遅い、接続が不安定、といった症状が出たら、まず再起動を試す
- 再起動で解決できる問題は多い:メモリの解放、熱暴走の解消、一時的なエラーのクリア
再起動の正しい手順
- モデムの電源を切る(モデムがある場合)
- ルーターの電源を切る
- 30秒〜1分待つ
- モデムの電源を入れる(モデムがある場合)
- 1〜2分待つ(モデムの起動完了を待つ)
- ルーターの電源を入れる
- 起動完了を待つ(1〜3分)
- 接続を確認
絶対に守るべき注意点
- ランプが連続点滅しているときは、絶対に電源を切らない(故障の原因になる)
- 電源プラグは、コード部分ではなく、プラグ本体を持って抜く
- モデムとルーターの再起動順序を守る(モデム→ルーターの順)
- 待機時間をしっかり取る(焦らず、確実に)
再起動しても改善しない場合
- 配線・接続を確認する
- ルーターの動作モード(AUTO/ROUTER/AP)を確認・変更
- ファームウェアを最新版に更新
- プロバイダー障害や料金未払いがないか確認
- それでもダメなら、バッファロー公式サポートに問い合わせ
定期的な再起動のススメ
- トラブルが起きる前に、定期的に再起動する習慣をつける
- 推奨頻度:2週間に1回から1ヶ月に1回
- スマートプラグを使えば、自動化も可能
インターネットは、今や生活に欠かせないインフラです。仕事でも、学習でも、娯楽でも、快適なネット環境があってこそ、私たちは様々なことができますよね。
その快適さを支えているのが、部屋の片隅でひっそりと働いているルーターです。普段は意識しないかもしれませんが、ルーターも機械なので、適切なメンテナンスが必要なんです。
この記事で学んだ再起動の方法は、決して難しいものではありません。電源を抜いて、少し待って、また差し込むだけ。たったこれだけで、多くのトラブルを解決し、予防できます。
「最近ネットの調子が悪いな」と感じたら、難しいことを考える前に、まず再起動してみてください。そして、定期的な再起動を習慣にすることで、常に快適なインターネット環境を維持できます。
あなたのネット環境が、いつも快適でありますように。そして、困ったときは、この記事をまた読み返してくださいね。きっと、解決の糸口が見つかるはずです。
それでは、快適なインターネットライフを!


コメント