「SIMカードの取り出し方がわからない」「ピンを刺すのが怖い」と感じていませんか?
気持ち、すごくわかります。小さな穴にピンを刺すだけ……と頭ではわかっていても、「壊したらどうしよう」「本当にこの穴で合ってる?」と不安になりますよね。
この記事では、iPhone12のSIMカード取り出し方を5ステップでわかりやすく解説します。ピンがない場合の代替手段、機種変更・乗り換え・海外渡航など目的別の注意点、そしてSIMが認識されないトラブルの対処法まで、まとめてお伝えします。
作業自体は1〜2分で完了します。落ち着いて、一緒に確認していきましょう。
📌 この記事でわかること
・iPhone12のSIMカードの取り出し手順(5ステップ)
・SIMピンがない場合の代替手段と注意点
・機種変更・乗り換え・海外渡航時のSIM取り出し前チェック
・SIMが認識されないときの対処法
・よくある疑問(SIMロック・eSIM・nanoSIMサイズなど)
iPhone12のSIMカード取り出し方【5ステップで解説】
まずは基本の手順から確認しましょう。作業そのものはシンプルです。焦らずゆっくりやれば、誰でも問題なくできます。
必要なもの(SIMピン・代替品)
SIMカードを取り出すには、SIMピン(SIM取り出しツール)と呼ばれる細い金属製のピンが必要です。
- SIMピン(推奨):iPhone購入時に同梱されている細いピン。なくした場合は家電量販店やAmazonで100〜300円程度で購入可能
- 代替品(緊急時のみ):SIMピンがない場合の代替品については後述します
⚠️ 注意:爪楊枝・安全ピン・ヘアピンなどを代替品として使う方がいますが、穴のサイズが合わなかったり、折れてトレイを傷つける可能性があります。できる限りSIMピンを用意してから作業しましょう。
ステップ1|SIMトレイの場所を確認する
iPhone12のSIMトレイは本体の左側面にあります。音量ボタンの下あたり、楕円形の小さな穴(直径約1mm)が開いているのがSIMトレイの差し込み口です。
画面を手前にして本体を横向きに持ったとき、左側の側面を見てください。音量ボタンが2つあり、その少し下に小さな穴が見えるはずです。「ここに刺すの?」と不安になる小ささですが、それで正解です。
ちなみに、右側面には電源ボタン(サイドボタン)があります。間違えないようにしましょう。
ステップ2|SIMピンをトレイの穴に差し込む
SIMピンをトレイの穴に、真っ直ぐ垂直に差し込みます。斜めに刺すとトレイが開かないことがあるので、画面に対して水平になるよう意識してください。
力加減は「グッと押す」くらいで十分です。過度に強く押す必要はありません。ある程度の抵抗を感じてから、少しだけ力を加えるとトレイが飛び出してきます。
- ✅ 真っ直ぐに差し込む(斜め刺しNG)
- ✅ 力は「グッと」程度(グリグリと回転させるのはNG)
- ✅ 飛び出してきたらそっと引き出す
ステップ3|トレイを引き出す
トレイが数ミリ飛び出してきたら、指でつまんでゆっくり引き出します。トレイは完全に抜けるまで引き出してください。
トレイにはSIMカードが乗っています。傾けるとSIMカードが落ちる可能性があるので、水平を保ちながら引き出すのがポイントです。
ステップ4|SIMカードをトレイから外す
トレイを取り出したら、SIMカードをトレイから取り外します。iPhone12が対応しているSIMカードはnanoSIM(ナノSIM)です。サイズはとても小さいので、紛失しないように注意してください。
トレイには向きがあり、SIMカードにも切り欠き(角の一部が斜めにカットされている)があります。差し込む際の向きの参考になるので、外す前に向きを確認しておきましょう。
ステップ5|再挿入・確認する
別のSIMカードを入れる場合や、一度取り出したSIMを戻す場合は、切り欠きの方向を合わせてトレイにSIMをセットし、トレイを本体に押し込みます。
トレイが完全に閉まると「カチッ」とはまる感覚があります。その後iPhoneの画面上部のステータスバーに電波マーク・キャリア名が表示されれば、正常にSIMが認識されています。
✅ まとめ:5ステップのおさらい
①左側面のSIMトレイの穴を確認
②SIMピンを真っ直ぐ差し込む
③トレイを水平に引き出す
④SIMカードを取り外す
⑤再挿入する場合は向きを合わせてセット
SIMピンがない!そんなときの代替方法と注意点
「引越し中で荷物が見つからない」「急いで取り出したいのにピンがない!」というケース、意外と多いんですよね。わかります。
SIMピンがない場合の代替品として、以下が使われることがあります。ただし、端末を傷つけるリスクがあるため、あくまで緊急時の対応としてお使いください。
| 代替品 | 使いやすさ | リスク |
|---|---|---|
| 太めのクリップ(ゼムクリップ)を伸ばしたもの | ◯ | 硬すぎると傷つく可能性あり |
| 安全ピン | △ | 先端が太く入らないことが多い |
| 細い画鋲 | △ | 径が合わないと詰まるリスク |
| 爪楊枝 | ✕ | 折れてトレイ穴に詰まる危険性あり(推奨しない) |
最も現実的な代替品は細いゼムクリップを伸ばしたものです。ただし金属ですので、穴の内側に傷がつく可能性があります。
急を要さない場合は、近くの家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ・ケーズデンキなど)やAmazon・楽天で100〜300円で購入できるのでSIMピンを用意してから作業することを強くおすすめします。
iPhone12のSIMカードのサイズと種類(nanoSIM)
iPhone12に対応しているSIMカードはnanoSIM(ナノSIM)のみです。
| SIMの種類 | サイズ | iPhone12での対応 |
|---|---|---|
| 標準SIM(miniSIM) | 25mm × 15mm | ✕ 非対応 |
| microSIM | 15mm × 12mm | ✕ 非対応 |
| nanoSIM | 12.3mm × 8.8mm | ✅ 対応 |
| eSIM(電子SIM) | 本体内蔵 | ✅ 対応(デュアルSIM) |
iPhone12はnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しており、2つのSIMを同時に使用することができます。たとえば仕事用と個人用の番号を1台で使い分けるといった使い方が可能です。
格安SIMへの乗り換えを検討している場合、SIMカードの種類(nanoSIM)を注文時に指定する必要があります。大手キャリアや格安SIM各社のウェブサイトや申し込みページでSIMサイズを選ぶ際は「nanoSIM」を選択してください。
※ 2026年2月時点の情報です。各キャリアの最新情報は公式サイトでご確認ください。
目的別|SIMを取り出す前に確認しておくこと
SIMカードの取り出し方はわかった。でも「いつ取り出せばいい?」「取り出す前にやることはある?」という疑問、実は意外と多いんです。
目的別に、SIMを取り出す前に確認しておきたいポイントをまとめました。
機種変更・下取り・売却前
iPhoneを売却・下取りに出す際は、必ずSIMカードを取り出してから渡してください。SIMカードが入ったまま売却した場合、悪用されるリスクがあります。
⚠️ 売却前の必須チェックリスト
□ iPhoneの初期化(設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → すべてのコンテンツと設定を消去)
□ Apple IDからサインアウト(「iPhoneを探す」をオフにする)
□ SIMカードを取り出す
□ データのバックアップ(iCloud or iTunes)
初期化前にSIMを取り出してしまうと、初期化の手順でモバイルネットワーク経由の確認が必要になる場合があります。初期化してからSIMを取り出す順番が安心です。
格安SIMへの乗り換え(MNP)前
格安SIM(MVNO)に乗り換える場合、まず現在のキャリアでMNP予約番号を取得し、新しいSIM会社に申し込みます。新しいSIMが届いたら、古いSIMを取り出して新しいSIMを挿入するという流れです。
SIM取り出しのタイミングは「新しいSIMの開通手続きが完了した後」がベストです。古いSIMを抜いてしまうと、開通前の連絡が取れなくなる場合があります。
- MNP予約番号を取得(現在のキャリアの公式サイト・電話・店頭)
- 新しいSIMを申し込み(nanoSIMを選択)
- SIMが届いたら開通手続きを完了
- 旧SIMを取り出して新SIMを挿入
- APN設定を行う
格安SIMへの乗り換えを検討中なら、各社の月額料金・通信速度・サポート内容を比較してから判断しましょう。乗り換え後の費用感や使い勝手が気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ 格安SIM乗り換えガイド|c-journey.tokyo
海外渡航で現地SIMを入れる場合
海外旅行・出張で現地のSIMカードを使いたい場合も、SIMの取り出しが必要です。ただし、日本のSIMを抜いてしまうと日本の番号への着信ができなくなります。
iPhone12はeSIM対応なので、日本のSIMはnanoSIMトレイに残したまま、現地のeSIMを追加する方法もあります。渡航前にeSIMタイプの海外SIMを購入・設定しておくと、SIMの差し替え作業が不要で便利です。
どちらの方法が向いているか、コスト面・利便性の比較はこちらの記事もご覧ください。
→ 海外でのSIM活用術|c-journey.tokyo
SIMカードが認識されないトラブル時
「SIMなし」「SIMが検出されませんでした」という表示が出た場合、SIMを一度取り出して再挿入することで改善するケースがあります。
SIMを抜く前に、まずiPhoneを再起動してみてください。再起動で解決しない場合は、SIMの抜き差しを試みましょう。詳しくはこの後の「SIMカードが認識されないときのチェックリスト」をご覧ください。
SIMカードが認識されないときのチェックリスト
「SIMを挿入したのに認識されない」「乗り換えたけど圏外のまま」というトラブル、実は焦らず対処すれば多くの場合解決できます。SNSやAppleサポートのQ&Aでよく見られる原因を整理しました。
| チェック項目 | 対処方法 |
|---|---|
| iPhoneを再起動していない | 電源を切って再起動する(サイドボタン長押し) |
| SIMの向きが間違っている | 切り欠きの向きを確認してトレイにセットし直す |
| SIMトレイが完全に閉まっていない | カチッと音がするまでしっかり押し込む |
| SIMカードに汚れ・指紋がついている | 乾いた柔らかい布でSIMの金属端子部分を優しく拭く |
| APN設定が完了していない | 格安SIMの場合はAPN構成プロファイルのインストールが必要 |
| SIMロックがかかっている | 契約キャリアにてSIMロック解除の手続きを行う |
| SIMカード自体が故障・破損している | キャリアショップでSIMの交換を依頼する |
| iOS/ソフトウェアが古い | 設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデートで最新版に更新 |
上記を全て試しても改善しない場合は、AppleサポートまたはApple Store(Genius Bar)に相談することをおすすめします。SIMトレイ自体の故障やiPhone本体側の問題の可能性があります。
Appleサポートへの問い合わせ方法や修理の流れが気になる方はこちらも参考にどうぞ。
→ iPhoneトラブル時の対処まとめ|c-journey.tokyo
よくある質問(FAQ)
SIMなしと表示されたらどうすればいい?
まずはiPhoneを再起動してみてください。それでも解決しない場合は、SIMを取り出して再挿入し、トレイが完全に閉まっているか確認します。格安SIMを使っている場合はAPN設定が正しく完了しているかも確認してください。
それでも「SIMなし」が続く場合は、SIMカード自体の問題やSIMロックの可能性があります。キャリアショップかAppleサポートに相談するのが確実です。
SIMロック解除は必要?
iPhone12がSIMロックされている場合、元のキャリア(docomo・au・SoftBankなど)以外のSIMカードは使えません。格安SIM(他社SIM)を使いたい場合や、海外SIMを使いたい場合はSIMロック解除が必要です。
2021年10月以降、国内キャリアで販売された端末は原則SIMロックがかかっていない状態(SIMフリー)で販売されるようになりました。それ以前に購入したiPhone12の場合はSIMロックがかかっている可能性があります。
- docomo:My docomoよりオンラインで手続き可能(無料)
- au:My auよりオンラインで手続き可能(無料)
- SoftBank:My SoftBankよりオンラインで手続き可能(無料)
- 楽天モバイル:SIMフリー端末として販売のため原則不要
各キャリアの手続き方法や条件については、各社公式サイトをご確認ください。
eSIMとnanoSIMの違いは?
nanoSIMは物理的なカード型のSIMで、トレイに挿入して使います。一方、eSIMはiPhone本体に内蔵された電子SIMで、物理カードの抜き差しが不要です。
iPhone12はどちらにも対応しており、nanoSIMとeSIMを同時に使う「デュアルSIM」が可能です。eSIMは対応しているキャリアや格安SIM会社でオンラインから即日開通できるケースも多く、機種変更や乗り換えを素早く済ませたい方にも向いています。
| nanoSIM | eSIM | |
|---|---|---|
| 形態 | 物理カード | 本体内蔵(電子SIM) |
| 取り出し | 必要 | 不要 |
| 乗り換えの手軽さ | SIM到着後に挿入 | オンラインで即日開通も可能 |
| iPhone12での利用 | ✅ | ✅ |
SIMカードを曲げてしまったら?
SIMカードはとても薄いため、力を入れると曲がることがあります。軽い曲がりであれば正常に動作することもありますが、大きく曲がったり割れた場合は基本的に使用できません。
SIMカードが損傷した場合は、契約しているキャリアや格安SIM会社にSIM再発行(SIM交換)を依頼してください。手数料は会社によって異なります(無料〜3,000円程度)。
まとめ|iPhone12のSIM取り出しは慌てずゆっくりで大丈夫
iPhone12のSIMカード取り出し方、改めてポイントをまとめます。
✅ 今日のまとめ
・SIMトレイは本体左側面にある(音量ボタンの下)
・SIMピンを真っ直ぐ差し込み、トレイを水平に引き出す
・iPhone12のSIMはnanoSIMサイズ(eSIMにも対応)
・売却前は初期化してからSIM取り出しが正しい順番
・格安SIMへの乗り換え時は新SIM開通後に古いSIMを抜く
・認識されないときはまず再起動→抜き差し→APN設定→SIMロック確認の順で確認
・SIMピンがない場合は細いクリップで代用可能だが、できるだけSIMピンを用意しよう
「思ったより簡単だった」という声が多いSIMカードの取り出し作業ですが、それでもやっぱり最初は緊張しますよね。この記事が、その緊張を少しでもほぐすお役に立てたなら嬉しいです。
格安SIMへの乗り換えや、スマホ・ネット回線の選び方で迷ったときはこちらのサイトもぜひ参考にしてください。
→ スマホ・回線選びのガイド|c-journey.tokyo
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。最新の料金・仕様・手続き方法は各キャリア・メーカーの公式サイトでご確認ください。


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