ドコモ光マンションタイプの基本情報
ドコモ光のマンションタイプは、集合住宅(マンション・アパート)向けのプランです。戸建てタイプより月額料金が安いのが特徴ですが、建物の配線方式によって速度が大きく変わる点に注意が必要です。
マンションタイプの料金
| プラン | 月額料金(税込) | 最大速度 |
|---|---|---|
| タイプA(2年定期契約) | 4,400円 | 1Gbps |
| タイプB(2年定期契約) | 4,620円 | 1Gbps |
| 単独タイプ(2年定期契約) | 4,180円 + プロバイダ料 | 1Gbps |
| ドコモ光ミニ | −(マンション非対応) | − |
⚠️ 重要:最大速度は配線方式で変わる
上記の「最大1Gbps」は光配線方式の場合です。VDSL方式の場合は最大100Mbpsに制限されます。契約前に必ず配線方式を確認しましょう。
戸建てタイプとの料金比較
| マンションタイプ | 戸建てタイプ | 差額 | |
|---|---|---|---|
| タイプA | 4,400円 | 5,720円 | マンションが1,320円安い |
| タイプB | 4,620円 | 5,940円 | マンションが1,320円安い |
【最重要】配線方式の違いと確認方法
マンションでドコモ光を使う場合、建物内の配線方式によって速度が大きく変わります。契約前に必ず確認してください。
配線方式は3種類
| 配線方式 | 最大速度 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 光配線方式 | 1Gbps | 各戸まで光ファイバー | ◎ 最も速い |
| LAN配線方式 | 100Mbps | 各戸までLANケーブル | △ |
| VDSL方式 | 100Mbps | 各戸まで電話回線 | △ 遅い |
【配線方式の仕組み】
どの方式でも、電柱からマンションの共用部(MDF室)までは光ファイバーが引き込まれています。違いは共用部から各戸までの配線です。
- 光配線方式:各戸まで光ファイバー → 最大1Gbps
- LAN配線方式:各戸までLANケーブル → 最大100Mbps
- VDSL方式:各戸まで電話回線 → 最大100Mbps
⚠️ VDSL方式の注意点
VDSL方式は最大100Mbpsですが、実測値は30〜70Mbps程度になることが多いです。夜間や休日は混雑でさらに遅くなる可能性があります。
配線方式の確認方法
配線方式は以下の方法で確認できます。
【方法1】壁のコンセントを確認する
| コンセントの形状 | 配線方式 |
|---|---|
| 光コンセント(「光」「SC」と表示) | 光配線方式 |
| LANコンセント(RJ-45端子) | LAN配線方式 |
| モジュラージャック(電話線用) | VDSL方式 |
【方法2】ドコモに電話で確認
最も確実な方法は、ドコモインフォメーションセンターに電話して確認することです。
| 連絡先 | 電話番号 |
|---|---|
| ドコモ携帯から | 151 |
| 一般電話から | 0120-800-000 |
「マンションの配線方式を確認したい」と伝え、住所を伝えれば調べてもらえます。
【方法3】管理会社・大家に確認
マンションの管理会社や大家さんに「インターネットの配線方式は何ですか?」と確認する方法もあります。
VDSL方式で速度が遅い場合の対処法
VDSL方式のマンションで速度が遅い場合、以下の対処法があります。
【対処法1】IPv6(v6プラス)に切り替える
VDSL方式でもIPv6(v6プラス)接続に切り替えることで、実測値が改善する可能性があります。
最大100Mbpsの上限は変わりませんが、混雑の影響を受けにくくなるため、夜間の速度低下が軽減されます。
💡 IPv6対応プロバイダ
GMOとくとくBBなど、v6プラス対応のプロバイダを使っていれば、設定不要で自動的にIPv6接続になります。現在IPv4で接続している場合は、プロバイダに切り替えを申し込みましょう。
プロバイダ変更の方法は「ドコモ光のプロバイダ変更方法」を参考にしてください。
【対処法2】ルーターを買い替える
古いルーターを使っている場合は、Wi-Fi6対応の高性能ルーターに買い替えることで改善する可能性があります。
詳しくは「ドコモ光のおすすめルーター」を参考にしてください。
【対処法3】戸建てタイプに変更する
マンションでも、管理会社・大家の許可が得られれば、戸建てタイプ(ファミリータイプ)として個別に光回線を引き込むことができます。
メリット:
- 最大1Gbpsの速度が出る
- 他の住人の影響を受けない
デメリット:
- 月額料金が1,320円高くなる(4,400円→5,720円)
- 工事が必要(壁に穴を開ける場合も)
- 管理会社・大家の許可が必要
【対処法4】他の光回線に乗り換える
VDSL方式のマンションでも、別の光回線が使える場合があります。
| 回線 | 特徴 | おすすめな人 |
|---|---|---|
| NURO光 for マンション | 最大2Gbps、月額2,090〜2,750円 | NURO光導入済みマンション |
| auひかり マンション | 独自回線で混雑しにくい | auユーザー |
| home 5G | 工事不要、5G/4G回線 | 工事ができない場合 |
マンションでドコモ光を契約する流れ
【STEP 1】建物が対応しているか確認
まず、お住まいのマンションがドコモ光(フレッツ光)に対応しているか確認します。
確認方法:
- NTT東日本/西日本の公式サイトでエリア検索
- 管理会社・大家に確認
- ドコモインフォメーションセンター(151)に電話
【STEP 2】配線方式を確認
前述の方法で、配線方式(光配線/LAN配線/VDSL)を確認します。
【STEP 3】申し込み
プロバイダ経由で申し込みます。GMOとくとくBBなら高性能ルーターが無料レンタルでき、キャッシュバック特典もあります。
【STEP 4】工事
マンションの工事は、建物の状況によって異なります。
| 状況 | 工事内容 | 工事費 |
|---|---|---|
| 光コンセントあり(前の住人が利用) | 無派遣工事(NTT局内のみ) | 3,300円 |
| 光コンセントなし(新規引き込み) | 派遣工事(作業員が訪問) | 22,000円 |
💡 工事費無料キャンペーン
現在、ドコモ光では「新規工事料無料特典」を実施中。派遣工事でも工事費が実質無料になります。
マンションで契約する際の注意点
【注意点1】配線方式は自分で選べない
配線方式は建物の設備で決まっているため、契約者が自由に選ぶことはできません。光配線方式で契約したくても、建物がVDSL方式にしか対応していなければ、VDSL方式での契約になります。
【注意点2】建物内の利用者が増えると遅くなる可能性
マンションタイプは、1本の光回線を建物内の利用者で共有します。そのため、同じ建物内でドコモ光(フレッツ光)の利用者が増えると、速度が低下する可能性があります。
IPv6(v6プラス)接続にすることで、この影響を軽減できます。
【注意点3】賃貸の場合は管理会社に確認
賃貸マンションの場合、光回線の契約前に管理会社や大家の許可が必要な場合があります。特に以下のケースでは事前確認が必須です。
- 戸建てタイプで個別に回線を引き込む場合
- 壁に穴を開ける工事が必要な場合
- 契約書に「インターネット回線の契約には許可が必要」と記載がある場合
【注意点4】退去時の撤去工事
ドコモ光の撤去工事費は無料です。ただし、賃貸物件の場合、原状回復を求められることがあります。契約前に管理会社に確認しておきましょう。
マンションでドコモ光を使うメリット
【メリット1】戸建てより月額料金が安い
マンションタイプは戸建てタイプより毎月1,320円安いです。年間では15,840円の差になります。
【メリット2】ドコモスマホとのセット割
ドコモ光セット割で、ドコモスマホの月額料金が最大1,100円割引になります。家族でドコモを使っていれば、家族全員に割引が適用されます。
【メリット3】工事が比較的簡単
すでにフレッツ光の設備が導入されているマンションなら、工事が簡単で済むことが多いです。前の住人が光回線を使っていた場合は、無派遣工事(3,300円)で開通できます。
よくある質問
Q. マンションでドコモ光10ギガは使える?
A. 一部のマンションで対応しています。ドコモ光10ギガはエリアが限定されており、対応するマンションも限られます。ドコモに問い合わせて確認してください。
Q. VDSL方式だと動画視聴やゲームは無理?
A. 一般的な用途なら問題ありません。VDSL方式でも実測30〜70Mbps程度は出ることが多く、動画視聴(Netflix、YouTube等)や軽いオンラインゲームなら十分です。ただし、FPSなどPing値が重要なゲームや、4K動画の視聴には不向きな場合があります。
Q. 光配線方式に変更してもらうことは可能?
A. 個人での変更は難しいです。配線方式の変更は建物全体の工事が必要になるため、管理組合や大家の判断になります。要望を伝えることはできますが、実現するかは建物次第です。
Q. 引っ越し先のマンションでもドコモ光を継続できる?
A. 移転手続きで継続可能です。引っ越し先がドコモ光対応エリアであれば、解約せずに移転手続きをすることで継続利用できます。詳しくは「ドコモ光の引っ越し手続き」を参考にしてください。
Q. ドコモ光が遅いと感じたらどうすればいい?
A. まずは配線方式を確認し、ルーターの再起動やIPv6接続への切り替えを試してください。詳しい対処法は「ドコモ光が遅い原因と速度改善方法」を参考にしてください。
まとめ:マンションでドコモ光を契約する前のチェックリスト
| ✓ | 確認事項 | 重要度 |
|---|---|---|
| □ | 配線方式を確認(光配線 or VDSL) | ★★★ 最重要 |
| □ | マンションがドコモ光対応か確認 | ★★★ |
| □ | 管理会社・大家に許可を取る(賃貸の場合) | ★★☆ |
| □ | IPv6対応プロバイダを選ぶ | ★★☆ |
| □ | 光コンセントの有無を確認(工事費に影響) | ★☆☆ |
| □ | ドコモスマホとのセット割を確認 | ★☆☆ |
📌 最も重要なのは「配線方式の確認」
マンションでドコモ光を契約する際、最も重要なのは配線方式の確認です。光配線方式なら快適に使えますが、VDSL方式だと速度が制限されます。契約前に必ず確認し、VDSL方式で速度に不安がある場合は、他の選択肢も検討しましょう。


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