結論:auからpovoはSIMカードそのまま使える?
「auからpovoに乗り換えたいけど、SIMカードって交換しないといけないの?」と気になっていますよね。わかります、乗り換えって手続きが面倒そうで、ついつい後回しにしちゃいますよね。
先にズバリ結論をお伝えします。auからpovoへの乗り換えは、ほとんどのケースでSIMカードをそのまま使えます。ただし、条件によって「そのままOK」「交換が必要」「eSIM手続きが必要」の3パターンに分かれます。ここを整理しておくだけで、乗り換えの不安がかなり解消されますよ。
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。最新情報はpovo公式サイト(povo.jp)および各社公式情報をご確認ください。
そのまま使える場合
auの回線を契約しているスマートフォンで、現在のSIMカードをそのままpovoで使い続けられるケースがほとんどです。特にauで購入したiPhoneやAndroidをそのまま使い続けている方はスムーズです。
povoはauと同じKDDIグループのサービスです。そのため、auのSIMカード(UIM/au ICカード)をpovoに変更するには、物理的なカードの差し替えをせずに、オンライン上でのプラン変更手続きだけで完結することが多いです。
・現在auで購入したスマートフォンを使っている
・SIMカードのサイズが現在の端末に合っている
・auのSIMカード(UIM・SIMカード)が比較的新しい
SIMカードの交換が必要な場合
一方、端末によってはSIMカードの交換(再発行)が必要になることがあります。特に「au ICカード」と呼ばれる古いタイプのSIMカードを使っている一部の機種がこれに該当します。
・古い世代のSIMカード(au ICカード)を使っている一部の機種
・他社(ドコモ・ソフトバンク)で購入した端末でpovoを使いたい場合
・SIMカードのサイズが現在使いたい端末と合わない場合
※詳しくはpovo公式サイトの「対応機種・SIM確認ページ」でご確認ください。
SIMカードを再発行・交換した場合、新しいSIMカードが自宅に郵送されます。到着まで数日(概ね3〜5営業日程度)かかるため、その点だけ事前に把握しておきましょう。急ぎの乗り換えが必要なら、後述するeSIMを選ぶのがおすすめです。
eSIMを使う場合
最近のスマートフォン(iPhone XS以降、多くのAndroid端末)はeSIM(イーシム)に対応しています。eSIMとは物理的なカードを使わず、端末にデジタルデータとして書き込む方式のSIMです。
eSIMを選択すると、SIMカードの郵送を待たずに申し込み当日から即日で乗り換え完了できます。「できるだけ早く乗り換えたい」という方はeSIMを選ぶのが断然おすすめです。ただしeSIM非対応の端末では選択できないので注意しましょう。
| SIMタイプ | 乗り換えまでの期間 | 主な対象者 |
|---|---|---|
| SIMカード(そのまま) | 申し込み後すぐ〜数日 | au購入端末・比較的新しいSIMカード利用者 |
| SIMカード(交換・再発行) | 郵送後3〜5営業日程度 | 旧タイプのSIMカード利用者 |
| eSIM | 申し込み当日(即日) | eSIM対応端末の利用者 |
auからpovoの乗り換えが「他社より圧倒的に楽」な理由
「格安SIMへの乗り換えって面倒そう…」と思っていた方、auからpovoへの移行に限っては、本当に驚くほど手続きがシンプルです。他社(ドコモ・ソフトバンク)からpovoへ乗り換える場合と比べると、その差は歴然です。
MNP予約番号が不要
通常、携帯電話を乗り換えるとき「MNP予約番号(電話番号ポータビリティの予約番号)」が必要です。これを取得するだけで手間がかかりますが、auからpovoへの移行ではMNP予約番号が不要です。
auとpovoは同じKDDIのサービスなので、内部的にはプラン変更として処理されます。au IDでログインするだけで手続きが進むので、余計な予約番号を発行する必要がありません。
もし誤ってMNP予約番号を発行してしまった場合は、povoへの乗り換え(プラン変更)ができなくなります。この場合は、MNP予約番号の有効期限(15日間)が切れるまで待つか、auのコールセンターへ問い合わせてキャンセルする必要があります。これは多くの方がつまずくポイントなので、事前に知っておくと安心です。
SIMロック解除も不要(基本的に)
auで購入したスマートフォンをそのままpovoで使う場合は、SIMロック解除の手続きも不要です。auのSIMロックはKDDI系のサービス(povo含む)では問題なく動作します。
ただし、他社(ドコモ・ソフトバンクなど)で購入した端末をpovoで使いたい場合は、購入したキャリアでのSIMロック解除が必要です。また、一部の古い機種(iPhone 6s、iPhone SE第1世代、iPhone 7、iPhone SE第2世代)についてもSIMロック解除が必要なケースがあるので、該当する方は事前確認をお忘れなく。
違約金・初期費用もゼロ
auからpovoへの乗り換えには、違約金も初期費用も一切かかりません。これはauとpovoが同じKDDIグループだからこそのメリットです。
他社への乗り換えだと違約金が発生することもありますが、auからpovoへのプラン変更ではそのような費用が不要です。月の途中で乗り換えても、auの料金は日割り計算になります(翌月以降のauの請求がなくなります)。
実際の乗り換え手順をステップで確認
では、実際にどういう流れで手続きが進むのか確認していきましょう。「手順が分かればやってみよう」と思える方も多いはず。意外とシンプルな4ステップです。
STEP1:povo公式サイトでau IDにログイン
まずはpovo2.0の公式サイト(povo.jp)にアクセスします。トップページから「au/UQ mobile/povo1.0から変更」を選択し、お手持ちのau IDでログインします。
すでにauのスマホを使っている方はau IDをお持ちですが、ID・パスワードを忘れている場合は事前に確認しておくとスムーズです。
・au ID・パスワード
・クレジットカード(VisaまたはMastercard等)またはペイディのアカウント
※auでは口座振替も選べましたが、povoではクレジットカードかペイディのみ対応しています
STEP2:SIMタイプを選択する(SIMカード or eSIM)
ログイン後、手続きする電話番号を選択し、SIMタイプを選びます。ここで「SIMカード」か「eSIM」かを選択することになります。
お使いの端末がeSIM対応かどうかは、povo公式サイトの「対応機種一覧」で確認できます。対応していれば即日乗り換えできるeSIMを、対応していなければSIMカードを選びましょう。
STEP3:契約内容を確認・申し込み完了
auからpovoへのプラン変更は、新規契約と違って本人確認書類の提出が不要(同一KDDI内のプラン変更のため)なので、手続きが非常にスムーズです。契約内容を確認し、同意事項にチェックを入れれば申し込み完了です。
なお、povoは基本料金0円のトッピング制プランです。申し込み時点ではトッピング(データ容量の追加購入)は後からいつでもできるので、まず申し込みを完了させましょう。
STEP4:SIMカード到着後に開通手続き(SIMカード選択の場合)
SIMカードを選んだ場合は、数日後に自宅へSIMカードが郵送されます。届いたらpovo2.0アプリをスマホにインストールし、案内に従ってSIMカードの有効化手続きをおこないます。
iPhoneの場合:SIMカードをセット → povoアプリでSIM有効化 → OSを最新にアップデート → 発信テスト(111番)で完了
Androidの場合:SIMカードをセット → APN設定を入力 → 発信テスト(111番)で完了(機種によって操作手順が異なります)
開通後の確認は無料番号「111」へ電話するだけ。料金はかかりません。
乗り換え前に知っておきたい注意点まとめ
手続き自体はシンプルなpovoへの乗り換えですが、知らずにいると「えっ、そうだったの?」とあとから気になるポイントもいくつかあります。事前に把握しておくと安心です。
auの料金は日割りになる
月の途中でauからpovoに乗り換えた場合、その月のauの基本料金は日割り計算で請求されます。auのデータ容量を使い切ったタイミングや、月末に近いタイミングでの乗り換えが特に損がなくておすすめです。
ただし、auのスマートバリューや家族割プラスを利用していた方は、翌月以降に日割りした割引額が返金される形になります。詳細はauのサポートへの確認をおすすめします。
支払い方法はクレジットカードかペイディのみ
auでは銀行口座振替での支払いが可能でしたが、povoではクレジットカード(一部デビットカード対応)またはペイディ(Paidy)のみとなっています。口座振替を希望する方はpovoでは対応できないため、事前にご確認ください。
クレジットカードをお持ちでない場合は、ペイディというスマホ決済サービスを利用できます。ペイディは後払い方式のサービスで、コンビニや銀行振込で支払えます。
auのメールアドレス(@ezweb.ne.jp)は別途有料
auを利用していた方の中には、「@ezweb.ne.jp」や「@au.com」のメールアドレスを使っている方もいるでしょう。povoへ乗り換えると、これらのメールアドレスはそのままでは使えなくなります。
ただし、月額330円(税込)の「auメール持ち運び」サービスを利用することで、乗り換え後もメールアドレスを継続使用できます。必要な方は乗り換えと同時に申し込みましょう。
MNP予約番号を発行してしまうと乗り換えできない
繰り返しになりますが、これは見落としがちな重要ポイントです。auからpovoへの移行はプラン変更扱いなので、MNP予約番号を発行すると「他社乗り換えモード」になってしまい、povoへの移行ができなくなります。
SNS上でも「MNP予約番号を取ってしまって手続きできなかった」という声が複数見られました。乗り換え先がpovoの場合は絶対にMNP予約番号を発行しないようにしましょう。
乗り換え当日は利用できる?
eSIMを選択した場合は申し込み当日から利用できます。SIMカードを選んだ場合は、SIMカードが郵送されるまでの数日間(目安:3〜5営業日)はauの回線がそのまま使えている状態が続くため、通信の空白期間はほぼ発生しません。
なお、auとpovoは同一グループのサービスなので、乗り換え手続き中も回線が完全に止まることはなく、安心して手続きできます。
SNS・口コミから見えたリアルな評判(調査・分析)
「実際に乗り換えた人はどんな感想を持っているの?」というのが一番気になるところですよね。X(旧Twitter)やレビューサイトなどで見られる利用者の声を分析して、リアルな評判をまとめました。
※以下はSNS・口コミサイトに投稿された利用者の声を調査・分析したものです。個人の感想であり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
「思ったより簡単だった」という声
乗り換えを実際に経験した方の口コミで多く見られたのが、「手続きがすごく簡単だった」という感想です。特にauユーザーにとっては、au IDでログインするだけで手続きが完結するため、「こんなに楽でよかったの?」と拍子抜けした方も多かったようです。
「MNP不要で、書類提出もなく、10分くらいで申し込み完了した」という声が複数ありました。他キャリアへの乗り換えと比べると確かに手間が全然違います。
「SIMカードが届くまで数日かかった」という声
SIMカードを選んだ方からは「届くまで3〜4日かかった」という声が多くありました。eSIMを選んだ方は「当日から使えた」と大変満足している様子で、急いでいる方はeSIMの選択が正解だったという声が目立ちました。
「週末に申し込んで翌週に届いた」という体験談もあり、土日祝日をまたぐと配送が遅れる可能性があることも把握しておくとよいでしょう。
「速度はauとほぼ変わらない」という声
povoはauと同じ回線を使用しているため、通信速度の満足度は高い傾向にあります。調査した利用者の声でも「auのときと速度がほぼ変わらない」「むしろpovoのほうが速く感じる」という感想が複数ありました。
なお公式データによると(2023年9月時点の実測値)、auの平均ダウンロード速度は約79.9Mbps、povoは約90.4Mbpsと同等以上の数値が確認されています(ベストエフォートの数値であり、利用環境によって異なります)。
ただし、基本料金0円のまま(データ容量0GB)で使い続けると、最大128kbps以下に速度制限がかかるため注意が必要です。動画視聴やSNS利用をメインにする方は、必要に応じてトッピングを購入することをおすすめします。
「トッピング制に慣れるまで少しかかった」という声
povoの最大の特徴は「基本料金0円のトッピング制」ですが、「毎月の容量を自分で管理するのに最初は慣れなかった」という声もありました。auのように毎月自動で一定のデータ容量が使えるわけではないため、自分の使い方に合ったトッピングを選ぶ習慣が必要になります。
一方で「自分の使う分だけ買えるからかえって節約になった」という声も多く、スマホの通信費を見直したい方には向いているプランだといえます。
povo2.0の料金プランをauと比較
「実際に毎月いくら変わるの?」という点を具体的に見てみましょう。
料金比較表
| 比較項目 | au(例:auスマートシンプル5G S) | povo2.0 |
|---|---|---|
| 基本月額料金 | 3,465円〜(税込・割引前) | 0円(基本料) |
| データ容量の目安(3GB相当) | 各プランによる | 990円(3GBトッピング・税込) |
| 違約金 | 条件による | なし |
| SIMロック解除 | — | au購入端末は不要 |
| テザリング制限 | 上限あり(30GBまで等) | なし |
| 使用回線 | au回線 | au回線(同一) |
※2026年2月時点の情報です。au・povo各公式サイトの情報を参考に作成しています。料金・プラン内容は変更になる場合があります。
トッピング例と月額シミュレーション
povo2.0はトッピングを組み合わせて自分だけのプランを作れるのが特徴です。主なトッピングと月額シミュレーションを見てみましょう。
| こんな使い方 | 主なトッピング | 目安の月額(税込) |
|---|---|---|
| Wi-Fi中心で外でも少し使いたい | 3GB(30日間) | 約990円 |
| 動画もSNSもよく使う | 20GB(30日間) | 約2,700円 |
| がっつりデータを使いたい | 60GB(90日間) | 約6,490円(3か月分) |
| 旅行やイベント日だけたっぷり | 24時間使い放題 | 約220円/回 |
| サブ回線として保持したい | トッピングなし(半年以内に1回購入が必要) | 0円〜 |
povo2.0は基本料金0円ですが、180日間トッピングを購入しない場合は強制解約になります。サブ回線として維持したい場合は、半年に1度は何らかのトッピングを購入するようにしましょう。
auからpovoへの乗り換えが向いている人・向いていない人
すべての人にpovoが最適というわけではありません。正直にお伝えすると、向いている人と向いていない人がいます。自分に合っているかどうか確認しましょう。
こんな人にはpovoへの乗り換えがおすすめ
- 月々のスマホ料金を大幅に下げたい方:auと比べて毎月の通信費が数千円単位で安くなるケースが多いです
- Wi-Fiがある環境が多い方:自宅・職場でWi-Fiが使えるなら、データトッピングを少量に抑えてコストを下げられます
- 乗り換え手続きが面倒だと思っている方:auからなら手続きが最もシンプル。MNP不要・書類不要
- 使う月・使わない月があるデータ利用量にムラのある方:トッピング制なので、必要な月だけ多く買うというフレキシブルな使い方ができます
- テザリングをたくさん使いたい方:auのようなテザリング上限制限がないため、使い放題トッピング利用時のテザリングも自由です
こんな人はポイントをよく確認して
- 口座振替でしか支払えない方:povoはクレジットカード・ペイディのみ対応なので、口座振替希望の方は支払い方法の準備が必要です
- auのメールアドレス(@ezweb.ne.jp)を長年使っている方:メール持ち運びサービス(月額330円)の利用を検討しましょう
- データ使用量が多く毎月50GB以上使う方:大容量プランの料金比較も合わせて確認することをおすすめします
- 店舗サポートが必要な方:povoはオンライン完結のサービスです。auショップでの対面サポートは受けられません
- キャリアメール・auサービスを多数利用している方:auのサービス(auかんたん決済・家族割など)の引き継ぎ可否を事前に確認しましょう
まとめ:SIMカードのことで迷ったらまずここを確認
最後に、この記事のポイントを振り返ってみましょう。
① auからpovoへの乗り換えは、ほとんどの場合SIMカードそのままでOK(一部機種は再発行が必要な場合も)
② 急ぎの乗り換えならeSIM選択が最速(当日開通)
③ MNP予約番号・SIMロック解除・違約金はすべて不要(auからの移行の場合)
④ 支払いはクレジットカードまたはペイディ。口座振替は非対応
⑤ auメールを継続したい場合は月額330円のメール持ち運びサービスの申し込みを忘れずに
⑥ 月額料金はトッピング制で、使い方次第で毎月数千円の節約も可能
「auの月額が高いな」と感じている方にとって、povoへの乗り換えは今すぐでも検討する価値のある選択肢です。特にauユーザーにとっては、どの格安SIMへの乗り換えよりも手続きが簡単なので、ぜひ一度公式サイトで確認してみてください。
乗り換えを迷っている方や、他の格安SIM・通信回線との比較が知りたい方は、以下の関連記事も参考にどうぞ。
▶ 関連記事:格安SIMの選び方・比較まとめ|c-journey.tokyo
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。料金・プラン・手続き内容は変更になる場合があります。最新情報はpovo公式サイト(povo.jp)、au公式サイト(au.com)にてご確認ください。


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